出版社内容情報
深淵の騎士の先駆者であるポルレイターはテラに到着し、カルデクの盾のプシオン力を用いて、すべてを支配しようとするのだが……
H・G・エーヴェルス[エーヴェルス エイチ ジー]
シドラ 房子[シドラ フサコ]
内容説明
ポルレイターを捜索する複合艦隊の旗艦“ラカル・ウールヴァ”がついにテラに帰還した。だが、そこに乗りこんでやってきたポルレイター2010名は、究極の武器“カルデクの盾”を振りかざして、自由テラナー連盟(LFT)と宇宙ハンザに対する支配権を要求してくる。自分たちこそコスモクラートの使命をはたす者であり、銀河系を統率してセト=アポフィスと戦うといいはるのだ。LFTと宇宙ハンザの幹部は反発するが…
著者等紹介
シドラ房子[シドラフサコ]
武蔵野音楽大学卒、独文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鐵太郎
9
<ラカル・ウールヴァ>でテラニアに降り立ったポルレイターたちは、自由テラナー連盟及び宇宙ハンザの、つまりテラナーが作り上げた世界の支配権を当然のこととして要求します。その要求の根拠とは、彼らがコスモクラートの末裔、代行者であるという自負とカルデクの盾という無敵の兵器。さあ、テラナーたちはどのようにこの事態を受けるのか。後半は虎の王者キサイマンと名乗るフール、つまり愚か者の存在が事態を変えていきます。その中で、スプーディを通じてセト=アポフィスの工作員となったアトランら<ソル>の面々は、なにを画策するのか。2017/04/17
スターライト
5
コスモクラートの代行を信じて疑わない2010名のポルレイター。セト=アポフィスに利する行為ではないため、彼らの要求に従っていくローダンらだが、その要求がエスカレートしていくため、一計を案じるのだが…。突如として人格が変貌する虎の王者キサイマンの登場はこの危機を救うのかが今後の焦点か。それにしても猫型ロボット・サルタンって、エーヴェルス先生、楽しんで書いているなあ。それはともかく、ゲシールをめぐるローダンとアトランの三角関係はどうしたことか。スリマヴォともども彼女の正体が気になる。2017/03/30
mabo510
1
どんな展開になるのかよめない! まあ、良いか2017/03/28