ハヤカワ文庫SF
自由民の基地―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈540〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150121167
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

メンタル・ショックで錯乱したイホ・トロトは宇宙空間をさまよい、セト=アポフィスの支配から逃れた自由民の拠点にたどりつく!

H・G・フランシス[フランシス エイチ ジー]

ホルスト・ホフマン[ホフマン ホルスト]

増田 久美子[マスダ クミコ]

内容説明

ハルト人イホ・トロトは究極の生物トラアーとの戦いを終えた。やがて、超越知性体セト=アポフィスの基地イェルフォンが自転する虚無にひきさかれたあと、トロトはまたべつの基地に送られ、セト=アポフィスの命によって“制動物質”に関する実験をさせられていた。ところが、ともに基地に連れてこられたはずの友ブルーク・トーセンのゆくえがわからなくなる。ようやく探しあてたとき、友は変わりはてた姿となっていた!

著者等紹介

増田久美子[マスダクミコ]
国立音楽大学器楽学科卒、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

10
前半「自由民の基地」は、イホ・トロトの話。ようやく黒い手袋の呪縛から脱出できたようですが、これで彼は勝利した事になるのか。後半「ヴィールス実験終了」は惑星ロクヴォルトとキウープの騒動。謎の少女スリマヴォはキウープの敵なのか味方なのかがわからぬまま、ヴィールス実験は解決したらしい。太陽系で起きたいろいろな事件を聞いて驚いたガルブレイス・デイトンは、故郷へ帰還するのか。──「宇宙ハンザ同盟」サイクルは日本版で550巻前半で終わり。そろそろまとめに入るのかな?2017/04/07

スターライト

6
標題作と「ヴィールス実験終了」の2篇収録。セト=アポフィスの影響から逃れられるステーションでは様々な種族が住んでいたが、それを独裁的に支配しているのはナッゲンカルフォン。イホ・トロトはそこで究極の存在アウエルスポールと対決させられる。後半のエピソードでは、キウープによるヴィールス・インペリウムの構築にようやく成功。しかし、テラにはポルレイターが現れ、テラを支配下に置こうと画策する。このサイクルもあと10冊ほど。アトランの動向も気になりつつ、このまま大団円に向かうのか。2017/03/17

mabo510

0
また、意味不明に? いったいどうなって行くの?2017/03/15

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