出版社内容情報
超越知性体の命令に逆らえぬまま、イホ・トロトは“瓦礫フィールド”に送り込まれる。
H・G・フランシス[フランシス エイチ ジー]
クルト・マール[マール クルト]
原田 千絵[ハラダ チエ]
内容説明
イホ・トロトとブルーク・トーセンが乗るハルト船は、マークスの宇宙駅であるルックアウト・ステーションを出たあと、ふたたび異質な未知の力に操られていた。どこかでエネルギー渦に落下したのち、巨大な壁の前にたどりつき、そこからさらに、トンネルに似たべつの場所へと誘導されていったのだ。ついに“デポ”に到着したのだろうか?そう考えたかれらの前に、奇妙な鳥生物の群れがあらわれ、船内へと侵入してきた!
著者等紹介
原田千絵[ハラダチエ]
慶應義塾大学文学部卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
5
前半は、例によってイホ・トロトとブルーク・トーセンのセト=アポフィスに支配されたりそこから抜け出したりの繰り返し。だんだん支配される時間が短くなっているようなのだが、具体的な話の進展がよく分からない。いい加減にして欲しい、とさえ思ってしまう。 ──後半は、EMシェンでの冒険、続き。期待に反してメインのキャラにはならないニッキ・フリッケルですが、今回大発見をします...が、一世代数週間の寿命しかない生物では、コンタクトのとりようがないのか。2016/12/29
スターライト
5
「虚無の淵」と表題作の2篇収録。前者は、相変わらずセト=アポフィスの精神的支配に悩むトロトとトーセンが導かれた瓦礫フィールドの謎をめぐる物語。ただし徐々にその支配は間欠的になり、以前のような頻繁さはない。表題作は、ポルレイターを求めてM-3銀河にある惑星EMシェンでのローダンの冒険が語られる。鳥生物、ドラム缶型体系でカエルににた頭部をもつフィゴ人の登場、エビ型異生物となんだか異星人の描写がにぎやかになってきた感。超長大なシリーズなのですぐ消えていくと思われるが、強烈なキャラクターにも出てきてほしいところ。2016/12/13
mabo510
0
読んだ。 ワクワクはしないけどまぁ許容範囲? 早くワクワクドキドキが始まらないかなぁ?2016/12/14
-
- 和書
- 統計学の理論と応用