ハヤカワ文庫ＳＦ レッド・ライジング〈２〉―黄金の後継者〈上〉

ブラウン，ピアース【著】〈Ｂｒｏｗｎ，Ｐｉｅｒｃｅ〉/内田 昌之【訳】

早川書房（2016/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 384p／高さ 16cm
• 商品コード 9784150120757
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

迫力の火星ＳF第二弾
復讐と陰謀の戦闘アクションＳＦ、第二弾

同胞を救うため支配階級ゴールドの世界に潜入した最下カースト・レッドの若者ダロウは、火星のエリート養成校で首席になり、次代の艦隊司令官を選抜する士官学校へ進む。だが、最終試験の星間戦で、宿敵ベローナ家のカーナスに勝利を奪われてしまう。負けた者に価値はないと、ダロウは後援者の火星総督ネロに見捨てられ、ベローナに命を狙われるが……。全米ベストセラーとなった、復讐と陰謀の宇宙ＳＦ、驚愕の第二弾！

内容説明

同胞を救うため支配階級ゴールドの世界に潜入した最下カースト・レッドの若者ダロウは、火星のエリート養成校で首席になり、次代の艦隊司令官を選抜する士官学校へ進む。だが、最終試験の星間戦で、宿敵ベローナ家のカーナスに勝利を奪われてしまう。負けた者に価値はないと、グロウは後援者の火星総督ネロに見捨てられ、ベローナに命を狙われるが…。全米ベストセラーとなった、復讐と陰謀の宇宙ＳＦ、驚愕の第二弾！

著者等紹介

ブラウン，ピアース［ブラウン，ピアース］ ［Ｂｒｏｗｎ，Ｐｉｅｒｃｅ］
２０１０年に大学を卒業し、ＡＢＣスタジオ、ＮＢＣネットワーク、上院議員の選挙事務所などで働きながら作家を目指す。２０１１年にデビュー作『レッド・ライジング』の草稿がデル・レイ社の目に留まり、三部作の執筆契約につながった。『レッド・ライジング２』は読書ＳＮＳのＧｏｏｄｒｅａｄｓで行なわれた２０１５年度ベスト投票のＳＦ部門で第一位に選出された。三部作の最終巻となるＭｏｒｎｉｎｇ　Ｓｔａｒはニューヨーク・タイムズのベストセラー・リストで堂々の第一位となった

内田昌之［ウチダマサユキ］
１９６１年生、神奈川大学卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[わたなべよしお]

B級感はあるけど、やっぱり面白い。さらに、予断を許さないストーリー展開が魅力でもあるなぁ。

2016/06/25

[やすお]

「レッド・ライジング」シリーズの二作目の上巻。三部作の底に流れる大きな目標に向かって戦いを挑む主人公のダロウ。負けが許されないダロウなのだが、最初のある戦いで結構あっさりと敗北してしまう。一作目でカーストの最高レベルまで達したが、二作目の最初で、作者はダロウに試練を与えた。物語は山あり谷ありでないと面白くないので、マイナスからダロウがどのように這い上がるのかが楽しみなところ。上巻では逆襲の狼煙を上げたところくらいまで描かれる。下巻が楽しみだ。

2016/08/24

[shishi]

SF,FT,戦争、色々な要素をつまみ食いしつつ本筋の展開は劇的なので、面白い。 ただし、最近またハヤカワが出しているライトSF的要素も強いので、そこも含め好き好きか。 翻訳物ならではの超訳会話（良い意味で）が良い塩梅で出てくるのが個人的には好み。

2016/06/27

[haruma]

☆4.5 始めに色属説明と軽い人物紹介がなかったら挫折していたかも。2から読む人はいないと思うが、1を読んでなかったら人物紹介に載ってない、お前誰よという人物が多いはず。 1読了後から少し間が空いた割にはすんなり入り込めた。それどころか、続きが気になって気になって。仕事中もふと考えたり。上巻終わりの方に感動した出来事が起こり、社内でなければ泣き崩れてたかも。やっとか、と。

2017/04/20

[海宇未悠(うみゅみゅ☆)]

読み終わった日付はよく覚えていません。　連続で下巻に行ったので。　似たような名前のキャラが出てきたりして、１巻の発売から時間が経ち過ぎたのはマイナスだったなぁ。１巻を少し読み返したけれど、登場人物多いんですよね。いやでも、楽しみに待っていた甲斐はありました。またしても怒涛の展開。誰が見方で誰が敵なのか、って単純な図式では無く、色んな勢力が色んな思想の元にそれぞれ動いてる感じがなぁ。ソワソワハラハラしますわ。てことで、下巻も読み終わったのでそっちも書きます。

2016/07/17