出版社内容情報
公爵ツァペルロウの葬儀をまえにして、“兄弟団の声”が陰謀をめぐらしはじめていた!
クルト・マール[マール クルト]
若松 宣子[ワカマツ ノリコ]
内容説明
クランドホルの三公爵のなかに、兄弟団と共謀する裏切り者がいる…賢人のその言葉は、惑星クランの第一艦隊ネストに大きな混乱をもたらした。公爵ツァペルロウの死によっても裏切りの真相は明らかにならないまま、グーとカルヌウムの二公爵は、目前に迫ったスプーディ船の帰還とツァペルロウの葬儀に向けて、式典の準備にとりかかる。いっぽう、賢人の支配に不満を持つ兄弟団メンバーによる暗躍はさらにつづいていた!
著者等紹介
若松宣子[ワカマツノリコ]
中央大学大学院独文学専攻博士課程修了、中央大学講師、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
5
クランドホルの三公爵の一人、ツァペルロウの葬式の場で、他の公爵の暗殺事件が企まれます。目的は? 方法は? ターゲットは? 犯人は? そしてこの惑星クランに、セネカとサーフォ・マラガンによって支配されたスプーディ船<ソル>がじわじわと接近。これは偶然か。俄然面白くなってきたのは、この顛末の終息が近いからかな? ところで、二人の公爵グーとカルヌウムの愛妾たちの活躍が面白いんだけど、もう終わっちゃうんだろうか。2016/06/04
mabo510
0
スペオペらしいぞ!いいぞぉ 果たして賢人の正体は?2016/05/13