出版社内容情報
球状星団M-13近傍の宇宙空間で、金色のレールに似たY字形の巨大物体が発見された!
内容説明
球状星団M‐13近傍の宇宙空間に金色のレールにも似た巨大なY字形の物体があらわれた。それと同時に、M‐13にある惑星アルキストの商館では、空から土塊が降りそそぎ、さまざまな異生命体が跳梁跋扈しはじめ、住民は逃げまどうばかりだった。巨大なY字形物体は、超越知性体セト=アポフィスの新兵器なのだろうか?アルキストからの救援要請をうけたペリー・ローダンは、ツナミ艦二隻のチームを派遣することにした!
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鐵太郎
4
前半は、宇宙を漂う疫病に苦しむ種族の話。彼らは病のため次々と死んでいく上に、他の種族に移すことを怖れて接触を拒むのです。にもかかわらず、彼らは他の生物を殺すことを拒否し、血液検査すら行えない。ウィルスを根絶することさえできないという。業病で苦しんでいるにもかかわらず、宇宙を漂う間に人口はどんどん増えていくらしい。よくわからん設定だな。後半は異常な状態になったイホ・トロトと、男を取り合うまったく性格が違う美女二人。こっちもなんだこりゃだなぁ。2016/01/18
スターライト
4
表題作と「時間塵」の2篇収録。今年初のローダン。表題作は「ウィルスといえども生命体を殺してはならない」という信条(?)を持つセオリ人が登場。そのウィルスにより種族が次々と死んでいくのを、ローダンがウィルスの殲滅という解決法を呈示するのだが、その行為がセオリ人にとっては残虐に映ってしまうという皮肉。後半は謎の力により暴力行為をふるってしまうイホ・トロト。現地惑星の男女の三角関係(!)でストーリーに彩りを添えようとするが、読んでいて苦笑しかできない。キルルとキキューって、今後出てくることがあるのだろうか?2016/01/12
mabo510
2
隔離船団が?今後のストーリーにどう関係してくるのか?? 幕間劇にしてもその意味は相変わらず意味不明?というかちょくちょく不明ですが。。。 でもまぁ、いつもの事だから笑って許します。2016/01/11
llll'
0
.2017/05/17