ハヤカワ文庫
ベッチデ人とハンター―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈509〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150120368
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

反体制組織“兄弟団”の存在を知ったベッチデ人三名は、惑星ケリヤンに降りたったが!?

内容説明

補給艦“トリストム”に乗って惑星カーセルプンを出発したサーフォ・マラガン、ブレザー・ファドン、スカウティのベッチデ人三名は、艦内で“兄弟団”という名の組織に関する情報を得た。クランドホルの公爵や賢人のやり方に不満を持つ反体制派の集まりで、メンバーは例外なく複数スプーディ保持者らしい。かれらに接触すれば自分たちの目標に近づけると考えた三名は、兄弟団の拠点があるという惑星ケリヤンをめざすが!?

著者等紹介

小津薫[オズカオル]
同志社女子大学英米文学科卒、ミュンヘン大学美術史学科中退、英米文学翻訳家、独文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

4
スプーディを二匹頭に入れると頭が良くなるぞ、でもそいつは異端者だから取り締まられる、それを助ける「兄弟団」ってものがあるんだって、でもそいつらはどうも善人じゃないらしい、と続く話。面白くないとは言わないが、今までのシリーズの流れから来て、<ソル>とかアトランはかろうじて出てきたが、タイトルロールたるローダンのロの字も出やしない。早く本編に繋げてほしいんだがなァ。さっさと出てこいローダン!2015/12/18

スターライト

3
「兄弟団を探して」と標題作収録。ベッチデ人の逃避行は、追いつ追われつの展開がスリリングでそれなりに読ませる。スプーディを2匹持っていて、他のスプーディ保持者より知能が高まったはずなのに、ポカをやってしまうのはストーリー構成上仕方ない(あまりにも能力が高まると、面白くなくなる)が、「少し」良くなっただけにしか見えないのは残念。ともあれ、反クラン組織の兄弟団に合流してから、どうなっていくか今後に期待。2015/11/27

llll'

0
2015/12/27

とうくぼやかや

0
遠回りでも目的を達成するために、兄弟団との接触を目指しケリヤンでお尋ね者に。アイ人のマスクで変装っても、無理がありすぎていたたまれない。結局全部ばれてていいとこなしの逃避行。労働者捕確保のために落とし穴使うとかいう発想がすごい。で、結局兄弟団は悪役っぽいの?2016/06/06

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