内容説明
惑星クラトカンでサーフォ・マラガン、ブレザー・ファドン、スカウティのベッチデ人三名が搭乗したクラン艦“ブロッドム”は、目的地の第十七艦隊ネストに近づいた。だが、着陸許可を要請してもネストからまったく応答がない。“ブロッドム”第一艦長ダクシエルは、未知の敵に攻撃されたのではないかと不審に思い、ベッチデ人三名を偵察に出す。三名は搭載艇でネストに到達するが、そこは不気味な静寂に支配されていた！
著者等紹介
若松宣子［ワカマツノリコ］
中央大学大学院独文学専攻博士課程修了、中央大学講師、翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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スターライト
4
標題作と「すべては≪ソル≫のために」の２篇収録。自らの祖先の探求のため、伝説の巨大艦≪ソル≫の行方を追う三人のペッチデ人。ある惑星の探査に赴いたところで囚われの身となり、追跡してきたクラン人から必死に逃れようとする。未開の惑星の奇怪な動植物も見どころなのかも知れないが、ありきたりの感は否めない。湖底に建設された施設は、今後のストーリーの伏線か。それにしてもこの共生体スプーディ、意外とこのサイクルにとって大きな存在なのかも知れない。2015/10/28
鐵太郎
3
再びベッチデ人三人組のターン。いままで役立っていたスプーディによる異常な疾病が蔓延して混乱が始まる中で、故郷と考えているまぼろしの＜ソル＞を探して旅を続ける三人組。こっちのターンはなんだか地味な展開だけれど、この先どうなるのか、だんだんわくわくしてきます。2015/11/04
llll'
0
2015/10/25
とうくぼやかや
0
スプーディ病とかいう新たな問題も抱えつつ、ベッチデ人３人組のソル探しは新たな未開の星に。ここにも宇宙のセイレーンが？未来都市とジャングル冒険譚を行ったり来たりでまだまだ全容がみえない。あたりまえか。2016/05/21
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