幽ブックス
もののけ物語

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840135955
  • NDC分類 147
  • Cコード C0093

内容説明

招き猫、古い人形たち、銅鏡、勾玉、白磁の笛、見そめ、魅入られ、なぜか頼られ、愛されて…気がつけば妖しいモノにかこまれる作家・加門七海のにぎやかな日常。

目次

もののけ物語(堆朱の香筒;達磨大師と桃童子;「幸運」を呼ぶ猫;銅鏡四分の一 ほか)
怪談徒然日記
ほんとだよ(見えている…?;おもかるの謎;恐怖の穴;憑き物落とし! ほか)

著者等紹介

加門七海[カモンナナミ]
東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』(ソノラマ文庫)で作家デビュー。オカルト、風水、民俗学に造詣が深く、小説、エッセイなど様々に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

96
《図書館》大好きな加門さん。日常の怪異がこんなにもあるなんて毎日新鮮だろうな〜。河童の続編お待ちしてます。2015/09/27

ポチ

52
"やばい"と感じれば速攻で逃げ、"大丈夫"なら生首の乗っている座布団でも平気でキック!。真夜中に「あけて」の声に、もちろん開けない。と平然としている加門さん、面白すぎです。河童の王子様が見つかるといいですね(^^)2016/09/11

り こ む ん

39
怪談エッセイ集。正に招き猫の表紙に誘われて、手に取った本。本当は、同じ作家さんで違う作品探してたのだけど…ツイツイ、招き猫の目力に吸い寄せられて購入。初読みで作風は分からないのだけど、面白かった。霊感など皆無な私だが、読んでいて「そうそう」なんて思うところも。「ものとの出会いは、一目惚れの恋そのもの」分かる!分かるよ!この本も実際、一目惚れだもの。2014/05/01

ネムコ

38
再読。単行本を持っていても文庫版を店先で見ると、ついまた読んでみたくなります。人形、笛、掛け軸…人と物の縁を題材にしたエッセイ集。物の怪とのお付き合いと同じく、モノとの付き合いにも個性がある加門さん。少々お値段が張っても気に入れば「えいやっ!」と買ってしまう思い切りは傍で見ている分には楽しくなります(笑)。この本にはその他に「怪談徒然日記」という日記風の不思議話の小ネタと「ほんとだよ」という実話怪談集が収録されていて、一冊で三つの異なる味を楽しめるお得な本です。やっぱり加門さんのエッセイは好きだな♪2014/02/14

紫綺

37
加門さん、初読み。この人、霊などの怪奇現象には興味示しまくりのくせに、実際に体験すると思い切りヘタレだ。思わず吹き出してしまうこと、しきり。ただし、怪談や怪奇現象、妖怪などの魑魅魍魎の類いが苦手な方にはオススメ出来ません、悪しからず。実体験に基づいているので(?)、正直不気味で気味が悪い。ご用心!?2011/02/23

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