ハヤカワ文庫
テラナー―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈500〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150120160
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

〈宇宙英雄ローダン・シリーズ500〉オービターの自由を求めるパプリエスタルと総司令官シャカンは対立の度を深めていた!

内容説明

深淵の騎士ジェン・サリクの命令により“施設”でのオービター生産は中止された。オービターたちは今後、あたえられた寿命がつきるのをただ待つだけとなる。だがマルタッポン基地のオービター、パプリエスタルは、運命に甘んじず自分たちの生きたあかしをのこしたいと考えて、総司令官シャカンと対立する。そんなとき、マルタッポンに未知の巨大船が近づいてきた。シャカンはガルベシュ軍団のあらたな攻撃だと考えるが!?

著者等紹介

嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

10
前半で、大団円。ガルベシュ軍団司令官アムトラニクはジェン・サリクによって倒され、惑星マルタッポンのオービターたちは未来への不安をすこし解消され、<バジス>は故郷銀河へ帰還する途中でマルタッポンに寄港します。幕間劇的に、ネタで嘲笑されることが大嫌いな(しかし他人を嘲るジョークは大好きな)グッキーによるひと騒動。後半、“それ”に呼び出されたローダンは、宇宙ハンザを作ることに。1000巻分の後付け設定による総まとめつき。  ・・・そうか、もう40年以上これに付き合っているのか。2015/07/31

スターライト

10
ついに500巻到達!原書にして千巻。このシリーズを読み始めて35年以上、途中読むのをやめた時期もあったが、本書を読む終えるとやはり感慨深い。本書後半のエピソード中、シリーズのこれまでを振り返るシーンがあって懐かしいやら、あれっ、そんなことあったっけ?と気づかされるやら。そして圧巻は、ローダンと”それ”との対話であかされる、生命の進化(あるいは階梯)のエピソード。人類の運命をローダンを主人公にすることによって描かれる本シリーズ。この巻から読み始めても遅くはない(できれば最初から読んでほしいが)。2015/07/11

ニミッツクラス

5
15年の本体640円の初版を読んだ。ローダン日本語版500巻。カバーはテラナー・ローダン。前編は「帰郷」で“宇宙の城”サイクルがやっと終わった。ここまで読んできた感慨もあるが、“公会議”以降の疲れるサイクルのせいか、心底楽しんだとは言い難い。後編は“宇宙ハンザ”サイクルで「テラナー」。心地良い表題とは裏腹に、人類はローダンと共に今、新たなる一歩を踏み出したばかりだ。本書では“第三勢力”の頃からのおさらい(この頃は一晩で3冊は読めたなぁ)と、人類の進化の方向性が示唆される。宇宙とは何なのだろう?★★★★☆☆2016/03/30

fukumasagami

4
”きみは不死というものを偉大で美しいものと思っているだろう?すべての有機生物ならそう思う。そしてやがておそろしい幻滅に会うのだ。脱出路は非物質かしかない。いつの日か、精神を肉体の絆から解放できることを喜ぶようになるだろうな” おお!やっとわかった。 なんということがわかってしまったのか。2017/11/05

eucalmelon

2
細胞活性化装置は何処へ行ったのか?マイクルとデメテルの結婚という話が出てきたという事はマイクルが盗んだのか?話が収束していかないぞっ!グッキーが人情味のある人助けをするなんて初めてじゃないか!「テラナー」は総集編かと思ったが、実は新たな展開を告げる意味が有ったのね。2016/03/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9787647
  • ご注意事項