出版社内容情報
ルーワーのパンカ=スクリンは、ロボットのライレの弱点をなんとか探りだそうとする!
内容説明
ローダンたちは惑星“グッキーの宿屋”でケモアウクの城の鍵を見つけた。これで七つの補完鍵がすべてそろったことになり、ライレの“目”と合体させれば、物質の泉の彼岸に到達できる。だが“バジス”に搭乗しているルーワーの泉のマスター、パンカ=スクリンは、種族の危機を回避するため、“目”を手にいれるべく画策していた。ライレの行動規範となる基本命令をさぐりだし、それを利用してライレを陥れようとするが!?
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生。1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
1
前半、かつてロボットであるライレの左目から奪い去られた〝目〟が、ついにライレの元に還ります。これをライレは誰に託するのか。後半は、「UFO」に奪い去られた幼い子供たちの物語。彼らはなぜ誘拐されたのか。──ああ、この巻は前後ともマリアンネ・シドウさんか。彼女のタッチが少しわかってきましたよ。2015/03/05
とうくぼやかや
1
おや?ライレのようすが…。UFOによる誘拐事件もいきなりの解決。コスモクラートは人類にとって敵ではないらしい。つながってきましたね。ティフラーはとっとと寝ろ。2014/12/22
llll'
0
2015/05/23
eucalmelon
0
自分たちが技術的に作れないものを作れる相手の領域に攻めていって勝てるという発想が、ルーワーになぜ出てくるのだろう?ルーワーと目は、ちょっと感無量のエンディング。 UFOって、こういう落ち?になるの・・・。2015/06/11