出版社内容情報
《バジス》と落ちあうため、アラスカは、バルディオクの宇宙の城近傍にやってきたが!?
内容説明
光細胞に乗ったアラスカ・シェーデレーアは、バルディオクの宇宙の城近傍にやってきた。しかし、ここで落ちあう予定になっている“バジス”はまだ姿を見せない。かわりに未知星系を発見し、第二惑星の原住種族が活発に行動するようすを探知した。種族の名はヴァルガルテといい、第二惑星の周辺に多数の宇宙船を展開させている。アラスカはかれらの行動を記録しはじめるが、そのとき顔のカピン断片がはげしく痛みだした!
著者等紹介
林啓子[ハヤシケイコ]
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒、外資系メーカー勤務、通訳・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
3
宇宙空間を遊泳するエネルギー・クジラことノランと、それを捕獲するヴァルガルテ種族にアラスカ・シェーデレーアが絡むエピソード2篇。無事、6つめの鍵を入手し 残るは強者ケモアウクの城にある鍵。解体屋の影も薄くなったなあ。2014/06/15
ヘンリー八世が馬上試合で死んだことは内緒
2
はじめてローダンを買った。前回までのあらすじ書いてくれ!2014/05/26
鐵太郎
1
ヴァルガルテという奇妙な知的種族と、彼らが行うノラン狩り。ノランとは、反物質がたくわえられた宇宙に漂うエネルギー構造体、宇宙を漂うクジラ。この狩りの顛末とアラスカ・シェーデレーアの鍵さがしが前後二つのお話のテーマ。マールさん、上手くまとめたね。あとがきの林啓子さんの、秘書でありながら在宅勤務ができるようになったというお話と、姪の「どこでもピアノ」を発明したいというお話、ホンワカと楽しめました。2014/12/04
とうくぼやかや
1
バルディオクの城に眠る鍵の回収劇にはヴァルガルテ達のクジラ漁を絡めてのやっぱり脱出劇。アラスカたった一人での任務遂行乙。バジスの遅刻で大冒険だったわけだが。ガネルクの鍵に続いてあっさりとした展開だこと。2014/06/15
llll'
0
2015/05/05