ハヤカワ文庫
ムルコンの城―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈452〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150119072
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ルーワーのパンカ=スクリンは、長年の探索のすえに物質の泉の近傍までたどりついた!

内容説明

ルーワー種族は、数百万年のあいだ、物質の泉をさがしもとめてきた。いまようやく、泉のマスターのパンカ=スクリンは、その目標に近づいたと気づく。正しい物質の泉が近傍にあることをしめす三つのサインがそろったのだ。泉のマスターはこれを宇宙にちらばる同胞に報告したが、ひとつ気がかりなことがあった。物質の泉の近くには、七強者が住んでいた宇宙の城もあるはず。ところが、そのシュプールがどこにもないのだ!?

著者等紹介

林啓子[ハヤシケイコ]
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒、外資系メーカー勤務、通訳・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スターライト

4
ツァフールなる異星種族、登場。本巻は、泉のマスターであるパンカ=スクリンが、ツァフールたちに「宿の主人」と誤解され、彼らのグループ間の争奪戦に巻き込まれる。表紙のワンダラーっぽいの(ムルコンの城)が舞台。しかし、いろいろな種族が次から次へと出てきて、マトリョーシカ人形状態だなあ(笑)。2013/07/14

llll'

0
2014/01/11

鐵太郎

0
新サイクル「宇宙城」の導入編かな。ルーワーに加え、ツァフールという古代からえんえんと存在している奇妙な種族が登場します。細かい突っ込みは後に回し、今回はざっと読んだのみ。あとがき、2013/2/7に他界された文学研究者・翻訳家・評論家の岩淵達治氏の事を書いた、林啓子さんの言葉が印象的。ネット上で、誤訳だの超訳だのについて揚げ足を取って喜ぶヤカラが見うけられるが、まともな日本語も書けない者が翻訳の苦しみをどれだけ理解しているのか、と思った。偉人に兄事する幸運を得た林さんに、羨望。2013/11/18

とうくぼやかや

0
ルーワーのパンカ=スクリンがー、ムルコンの城でー、出会ったー、ツァフールの奇妙な一団。いつもながら万年単位でほっぽかれた施設がボタンひとつで動き出すとか、すごいシステムですよ。2013/07/19

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