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ハヤカワ文庫
アルフハイムのゲーム―特務探査官リーラ・ブラック

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150118570
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

〈美貌のサイボーグ異世界探査官リーラ・ブラック参上!〉2015年、地球は量子爆発により5つの異世界とつながってしまった。人類は友好関係を築こうとするが、異世界からの訪問者には…。

内容説明

2015年、超伝導粒子爆発が世界を変えた。その事故現場に出現した巨大な時空の穴が、五つの異界に通じていることが判明したからだ。元素精霊の支配する“野生界”、魔法を操るエルフたちの“高妖精界”、魔物が闊歩する“魔世界”、探査不能の“死世界”、そしてフェアリーが暮らす“小妖精界”の五世界だ。国家安全保障局の特務探査官リーラ・ブラックは、異世界とのかかわりで発生した難事件を解決すべく、奮闘するが…。

著者等紹介

ロブソン,ジャスティナ[ロブソン,ジャスティナ][Robson,Justina]
1968年、英国の古都リーズの生まれ。ヨーク大学で哲学と言語学を学ぶ。その後、秘書、テクニカルライター、フィットネス・インストラクターなどさまざまな職業に就いたのち、1999年長篇Silver ScreenでSF界にデビュー。この作品は第一長篇にもかかわらず、英国SF協会賞、クラーク賞、ディック賞の候補作となる。以後発表するノンシリーズの長篇は、受賞はまだないものの、それぞれ英国SF協会賞、クラーク賞、ディック賞、キャンベル賞などの候補作に選ばれている

和爾桃子[ワニモモコ]
慶應義塾大学文学部中退、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

15
面白そうだと思ったんですが、だめでした、これ。まず文体。これは本来リーラによる一人称とすべきだった、とまず思う。一部の説明的な箇所をのぞき、全編リーラが見て体験し思った事の羅列なのですよ。三人称とするのならもっと他の視点も入れるべきではないか。それをしないのなら一人称に割り切るべき。次、リーラが弱い。オートピア科学の粋を尽くして造られた戦闘マシン、サイボーグである彼女は、格闘から銃撃戦まで常に負けっぱなし。そしてリーラという人間は、計画性がない。行き当たりばったり。なんだかなぁ。2012/10/23

ヴィオラ

6
いやぁ…ハードル下げといて良かった(^_^;)読んでる途中で、この本がホントに青背なのを慌てて確認。全然SFじゃないよコレ(;ω;)どう考えてもファンタジー。そう割り切って読めば、まぁそんなに悪くもないけど…。単独任務につくにしては、余りに軽率で危なっかしい主人公はじめ、ファンタジーにしてもキャラに魅力が乏しいか?いくらでも楽しい話が作れそうな基本設定なのに…惜しいなぁ(^_^;)2012/06/17

ジョニー

5
人間界でロックスターとなっているエルフ、ハンサムで耳がとがっている、とそれを守る任務につく人類の女性は手足がサイボーグになっている。異世界を冒険し龍も出てくる。日本のオタク好みのギミック満載で海外の作家もこんなのを書くんだな。作品としては読みづらいという印象。この手のはどんどん疾走していくべきだと思うんだけどページが進まなかった。あとこの女主人公が簡単にセックスする。ファンタジーとは思えぬ詳細な描写なのはどうかと思う。続編は出ないだろうな。2017/09/27

エラリー

3
瀕死に陥った肉体を捨て、サイボーグ化したヒロインが主人公のSFアクション…つまりマルドゥックスクランブルに似た設定に惹かれ購入。舞台は近未来だが、人類の住む現実界の他に、妖精やら死霊の住むパラレルワールドが出現したという設定で、ファンタジーファンも取り込むつもりの設定。それはいいとして、主人公が戦闘の度に機能停止に陥るわ、警護対象のエルフとの間で“ゲーム”とやらいう意味不明な恋愛遊戯を始めるわで、期待していたSFアクションは楽しめなかった。2012/08/13

すけきよ

3
並行世界と連結された地球で、そこでの問題解決のための捜査官と聞いて、『TOP10』みたいだな、と思ったんだけど、個人的にはハズレ。出てくる異世界が完全にファンタジー系オンリーなのが、もうつまらない。で、SFだと思ったら、ファンタジーな展開で、実はパラロマ(笑)こちらの世界と異世界にギャップがないため、どうにも退屈だったのが、途中から、三角(多角?)関係めいた展開になって、ちょっと個人的に盛り上がったんだけど、こちらもそれほど膨らまず。なんか読みにくい文章も手伝って、非常に読み進めるのに苦労した。2012/06/12

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