ハヤカワ文庫
ラール人の逃避行―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈423〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150118471
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

3585年4月、おんぼろのコルヴェット“ハスの花”が宇宙空間を航行していた。乗員は五名。女指揮官のパトリシアとその息子ソル、ノーマッドの末裔ジェイソン、プロスペクターの族長クノーテとフェルナーだ。かれらの乗るトランパー艇は老朽化し、あちこち修理が必要となっていた。そこで、これまでに集めた“戦利品”のなかから役だちそうなものを探そうとする。ジェイソンは頑丈なつくりの“トランク”に目をつけたが!?―。

著者等紹介

赤坂桃子[アカサカモモコ]
1955年生、上智大学文学部ドイツ文学科・慶應義塾大学文学部卒、独語・英語翻訳者、独語通訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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スターライト

3
前半は、宇宙船〈ハスの花〉乗員らの一エピソードを描き、後半はその船を奪って人類側へと身を投じるべく惑星オリンプへと向かうラール人のもとヘトソンの告知者ホトレノル=タアクが主人公。ホトレノル=タアクはこれまでの残忍な性格はどこへやらといった変わりよう。すっかり改心したようです。しかし126年間のラール人支配への人々の憎悪はすさまじく、本書でもそのことをストーリーに織り込んであり、彼が果たして「人類の友」となるのかどうかは、不明。加えてメタジェネットとか”影読み”なる能力を持つ者が登場。今後、どうなる? 2012/04/29

llll'

0
2013/09/26

とうくぼやかや

0
この長いシリーズ、こっからもおっかけてみますよ。やっぱねー、簡単にこれまでの流れとか冒頭にあると途中参加もしやすいのにねー。<星間漂流物>エイリアンかよw結局あの芋虫はなんだったのか、なんでケースに入っていたのか、前の巻に振りがあんのかな?ラール人のおっさん見つけるまでの長いフリでしたけども。女艦長はツンというのがデフォなの?<ラール人の~>ホトレノル危機4発。ピンチの連続でハラドキしっぱなし。トルーカンの背景は泣ける。SWのクローン兵誕生のとこ思い出すけど、こっちは失敗したのね。初出30年前とかw2012/05/19

黒猫トム

0
再読・・・のはずなんだが、前編後編どちらも全く記憶にないときた。もう、知らない設定だらけで読みきれなくなったのだろうか。で、今回は大変面白く読んだ。 前半は映画『エイリアン』を思わせる展開だが、驚く勿れ、映画は79年、本編は77年だ。そして後半は、古だぬきが生き延びるための長い話だ。 もっと後の巻でたぬきの名が出てきて「え?なんでこいつここにいんの?!」って驚いたもの。こういういきさつだったのですな!細胞活性装置でも手に入れるんだろうか・・・。2024/09/05

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