ハヤカワ文庫
ルナの異人―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈411〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150118280
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

ヴァルベ人と交渉するため、ローダンたちは惑星バイチュインに搭載艇“キュベル”でやってきた。だが、交渉に出たローダン一行の帰りを宇宙港で待つ“キュベル”の乗員たちは、ローダンからなんの連絡もないうえに、外部といっさいコンタクトできなくされていた。どうやらヴァルベ人が妨害工作をしているらしい。そこで、ハルト人トロトは、宇宙港からヴァルベ人の都市に進出し、ローダンたちを見つけようとするのだが!?世界最長のスペースオペラ。

著者等紹介

五十嵐洋[イガラシヒロシ]
1957年生、1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家、「ペリー・ローダン」シリーズ統括。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

6
そろそろヴァルベ星系でのドラマも終了か。ローダンがテルムの女帝からもらったクリスタルから「解放」されているかどうか本巻ではよくわからないが、多分大丈夫だろう。後半はまた新しい(だよね?)コンセプトが登場。これまではテラナーとソラナーの「対立」があったが、それが一応鎮静化したと思いきや、今度はテラナーとコンセプトがどう共存していくかが問われそう。新戦艦の名前が〈アイアンデューク〉とは、懐かしい。コンセプトの任務に使われるのか、ブリーらが奪回に成功するのか。次巻以降に続く。2011/10/22

マーム

5
前半では大地を疾駆するイホ・トロトの活躍が見られました。久しぶりの「洗濯衝動」。やはりハルト人にはこのような破壊的活動が似合う!?重力チューブ崩壊の影響で悟性が肉体を離れ、自由に彷徨うことができるようになったアトラン。一時的なミュータント化というよりも幽体離脱?後半では元々人類の出であるコンセプトとブリーたちの利害の対立が表面化。新造艦の《アイアンデューク》を奪われるという展開に驚愕。〝それ〝も結構切羽詰まってきているのでしょうね。月2回発刊されるのはうれしいのですが、読むペースが追いついていない・・・2011/12/07

黒猫トム

2
再読・・・だが、ほぼ細部は覚えておらず、かくも杜撰に斜め読みしておったかと愕然 ヴァルべ人の哀しい末路とそれを屁とも思わぬバルディオクの悪性を強調した前半と、ワハハハの使徒7D人間の月面下の暗躍、ワリンジャーの奇妙な願いと蹉跌、などが描かれて楽しかった。 やっぱダンジョンマスターのシェール、キャラ回し屋のダールトン、そしてスパイアクションのマールだなと再認識。2024/04/04

ニミッツクラス

1
ローダン日本語版411巻。カバーはブリー、ワリンジャー、ロワ。背景はルナ地下工廠のインペリウム級超弩級戦艦アイアンデューク(直径1500m)。この艦種はギャラクシス級ウルトラ戦艦(直径2500m)が登場するまで艦隊の主力となった懐かしすぎる大型艦。前編は「重力カタストロフィ」。重力ハッチは死の罠か?と思わせ振りな展開だったが、ローダン一行はいやにスンナリと搭載艇キュベルに戻り、トロトが一人お祭り。後編は邦題通り。ムシーラーを強制移住か!って憤慨。唐突な新コンセプトのアソシェンも言葉が足りない。★★★★☆☆2013/02/05

llll'

0
2013/06/15

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