内容説明
急襲艦ファイアボルト号が改修工事に入ったため、クリスが故郷に帰ると、母親が雇ったメイドが待ち受けていた。「プリンセス、お召しかえを」「あたし海軍中尉だから!」そんなやりとりのさなか、親友のトムが何者かに誘拐されたとの知らせが!すぐさま休暇をとり、事件が起こったトゥランティック星へと向かう。おともは警護官ジャックと新任メイドのアビー。だが彼女は、様々な特殊武器を隠し持つ武闘派メイドだった。熱血戦争SF。
著者等紹介
シェパード,マイク[シェパード,マイク][Shepherd,Mike]
1947年フィラデルフィアの海軍病院の生まれ。その後も海軍に勤務する親に連れられて、全米の軍港街を転々としながら育つ。大学卒業後は陸軍に入隊した。だが、新兵訓練中に負傷し、除隊。その後はタクシー運転手、バーテンダーなどを経験したのち、海軍省の事務員の職につく。1991年、アナログ誌にマイク・モスコー名義で短篇デビューし、1996年には過去へのタイムトラベルものFirst Dawnで長篇デビュー
中原尚哉[ナカハラナオヤ]
1964年生、1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くりり
33
シリーズ2作目、戦うメイドさん登場!政治的?個人的?なドロドロは置いといて、好き放題のプリンセス(笑)2015/12/20
ドル箱
15
久しぶりのクリス、感想いこう。テーマは破天荒、根底は存在の価値とわたしは読みました。初刊の書き方がとても古臭く読みづらい箇所も多々ありましたが、2巻でだいぶ柔らかくなりました。ちょっと宇宙戦場のお話が少なかった(ほぼ無し)ですが、日常の戦場があったので、これはこれで良いかなと思われた。登場人物のキャラ立ても程良く仕上がっております。SF理論学はあまり書かれていないが、今後、書いていくのかな?4巻まで所持しておりますので暖かく見守りましょう。しかし、クリス・ロングナイフと読む度、ククリ刀を思い出す。2015/03/14
メイロング
9
なんじゃ、この表紙は。でも中身を読むとこれで間違ってない。ありがとう日本。主役はネリー。新キャラのアビーもいいキャラしてるのだけど、ネリーのかわいさが上回った。前作より舞台が転々とせず、一本の話に集中してていい感じ。そのかわりに楽しませてくれるのがクリスのコスプレショー。貧乳とプリンセスという、この組み合わせの素晴らしさ! トムはペニーとくっついてしまうのか。ジャックが候補に挙がってきたり、そっち方面でも目が離せない。あとがきまで面白い。ひょんなことでアニメ化されないかなー。2012/01/25
tonkatudon
8
ついに、プリンセスとなった、ロングナイフ中尉が、同僚がさらわれるという、事件を発端に惑星政府における陰謀に巻き込まれていく話です。 結果的に、惑星間の紛争を未然に防ぐことになるわけですが、高度に政治的な理由で起こりかけた戦争の為か、戦争の背景はわからずじまいでした。 まあ、おいおいわかっていくのでしょう。 2013/03/31
ロック
6
2作目もワガママ全開で凄かった。「ロングナイフ家のやり方」に痺れを切らした警護官のジャックと、今回クリス暗殺のエサとして拉致され、薬漬けにされた友人のトムとの関係なども、今後どうなるのか続きが気になりました。クリスも絶対譲らない部分があるというか酷い言動も多いけど一緒にいると飽きない、スリル満点なのは確かなので仲間たちは複雑ですね…。今回も惑星を巻き込んだ事件と幼少期に弟を殺した犯人や黒幕などが明確になったので、いよいよ3巻で対決でしょうか。また今回から登場した新キャラの超有能だけど正体不明のメイド、 2023/04/22