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ハヤカワ文庫
虚無からの再生―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈405〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150118174
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

銀河イーストサイドの虚無空間にある太陽系帝国リレー・ステーションは、かつてテラナーとブルー族の交流拠点であった。テラとルナがメダイロン星系に消えたあと無人となっていたそのステーションに、3583年、エンジニアのチョン・ローがあらわれる。ローは記憶をなくしており、なぜ自分がここにいるのかわからなかった。混乱するうち、頭部に鋭い痛みを感じて気を失う。そして、目ざめたときには、“別人”になっていた。

著者等紹介

林啓子[ハヤシケイコ]
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒、外資系メーカー勤務、通訳・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マーム

10
一つの肉体を七つの人格が共有する多重人格者が出現。また奇妙な存在が現れたなと思ったら、続いて超越生命体“それ”も久々に登場しました。 最近、なんとなく“それ”が暗躍しているような雰囲気は見え隠れしていましたが、ようやく表舞台に姿を現した感じです。 地球がメールストロームの“喉”に墜落した際、地球上の二百億人の人類が消失したのは“それ”の所為だったことが判明します。 それにしても、今回名前だけ出て来た“去りし人々”は“オールドタイマー”のことらしいのですが、どこで出て来ましたかね?オールドタイマーって。2011/09/03

スターライト

4
消えた200億の人類が今どこにいるのか、本巻でようやく明らかに。そして、7人の人格を一つの肉体に収めた「コンセプト」が登場。しかし、ここにきてティル・ライデンとかオールド・タイマーなどの言葉が出てくるとは!彼らが出てきたのは、〈カピン人サイクル〉以来?興味深い巻だったが、ローダンやアトランはもちろん、ミュータントや〈ソル〉乗員が一切出てこないのは、やはりさみしいなあ。 2011/07/25

黒猫トム

2
再読。 コンセプトという概念を読者に説明し飲み込ませるための二話。 吾が輩は、岩明均先生の『寄生獣』で、男性に寄生していた寄生生物がやむなく女性に乗り換えた時に肉体の性差を持て余して失禁するという描写を思い出したもの。(女性から男性だったか記憶は朧なり)あと、酒問題は難題ですな。2023/10/23

ニミッツクラス

1
ローダン日本語版405巻。カバーは「あと」の7人で、ケルシェル、アンカメラ他のイメージ。前編は邦題通り。コンセプトの試行なのか、無人のリレーステーションを利用するが手詰まりで・・トビーはどうなっちゃうの!! 後編は「コンセプト登場」。“それ”に吸収されていた人類の状況が、と言うより“それ”の苦境が浮き彫りになる。前編を踏まえて数か月後、人類7人混成のコンセプトと“それ”の使者ホムンクルス2体が、カフトラ星系に漂着した“去りし人々”の人工小惑星に具現化する。今回は成功裏に終わるのか・・。★★★★☆☆2012/10/25

llll'

0
2013/03/27

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