内容説明
強大な敵を迎え撃つために、地球は“連邦”から携帯用人工知能“AID”や個人用防御フィールドなどの提供を受け、また超強化戦闘服コンバット・スーツを開発した。そしてついに、アメリカ軍、フランス軍、ドイツ軍を中心とする部隊で編成された軍団が、インダウイ人の居住する惑星ディエス4に派遣された。かくて、超高層ビルが群立する異星の都市を舞台に、人類対ポスリーン人の激烈なる戦闘の火蓋が切って落とされたが―。
著者等紹介
リンゴー,ジョン[リンゴー,ジョン][Ringo,John]
1963年3月22日生まれ。父親の仕事の関係で外国生活が多く、高校を卒業するまでにエジプト、イラク、ギリシア、スイスなど合計23カ国に住み、アメリカ国内でも、アラバマ州、フロリダ州、ジョージア州などに住む。高校卒業後、陸軍に入隊。第82空挺師団の第508落下傘歩兵連隊第1大隊などで4年間の勤務を経て、2年間のフロリダ州兵を経験し、除隊後は大学に入って海洋生物学を学ぶ。大学卒業後はデータベース管理の仕事につきながらSFを執筆
月岡小穂[ツキオカサホ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わたなべよしお
15
やっぱり好きだなぁ、こういうの。さっさと、「地球戦線」に行きまーす。 2020/04/04
やぶやぶ
1
★32010/12/22
ノリピー大尉
1
すぐに続巻を読みたいというほどでもない。でも、気になるので、いつかは読むつもり。2012/12/30
仮定体
0
これだけあちこちにネタをばらまいて、まだほんのさわりか。 人間の知恵や勇気を讃える部分は当然のごとくあるものの、愚かさがすべてを台無しにしかねない嫌な面が鼻につく。 "英雄はだれかがミスをしたときに現れる" 確かにそうだ。だが、まだまだ英雄が必要な物語が続くようだ。そしてそれは現実でも。2015/04/16
ハンギ
0
SFというよりもミリタリー的な要素の強い作品。著者も落下傘部隊の経験者らしい。納得。内容は地球と違う文明的な惑星で好戦的な異星人と戦う話です。ばたばたキャラクターが死んだりしてますがちょっとご都合主義が入ったりしている感じはした。ツインタワービルのような高層ビルがどんどん発破や偶発的事故、宇宙船の落下に巻き込まれ崩壊する様子は、9.11の前だから書けたと思う。話のメインは自己修復能力、生命維持機能がついていて、武器その他も豊富に搭載しているコンバットスーツに身を包んだ戦闘部隊の話。主人公はその開発者。2013/05/09