内容説明
アラスカ・シェーデレーアは悩んでいた。イホ・トロトの秘密を知ってしまったのだ。ハルト人は寿命に達し、子孫をのこして死のうとしていた。だが、それを知らないローダンはふたりとグッキーに出撃を命じた。ラール人の惑星に飛んでケロスカーの神秘的装置ベラグスコルスを奪取する作戦である。やがて、一行は拿捕したツグマーコン船でラール人銀河に到達し、オルウをくわえた四名が惑星ヴォルターハーゲンに飛んだが―。
著者等紹介
天沼春樹[アマヌマハルキ]
1953年生、1982年中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
3
トロトの突然の身体的変化。果たして彼の命はどうなるのか。と思ったら、後半はアフィリカーと免疫保持者の闘争。時代的には遡るようで、唐突なエピソードにとまどった。2010/08/30
黒猫トム
1
再読。 後半、トレヴォル・カサル、という名前だけは印象に残ってた。他の部分はすっかり忘れてた。 前半はケロスカーの限定ハッピーセットおまけを記念館から盗み出す作戦。 そして玉子が先かニワトリが先か論争に、玉子を割ってしまえばまたニワトリは生き続けると示したローダン・チームであった。2021/11/25
llll'
1
2012/04/28
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
1
連載的には順番が違うだろうという感じもしますが、地球上だけでなく艦隊内部でもアフィリーとの争いが起こり、それに巻き込まれた原住民が哀れすぎる。とりあえず、前半で公会議内部へくさびを打って着々と公会議潰し進行中ですね。2010/08/17
鐵太郎
0
あとがきにかえて は天沼春樹さん。 2009年8月19日に行われた、ツェッペリン飛行船日本初就航80周年祈念の「ツェッペリンNT」による飛行の遊覧話。昭和4年(1929年)の8月19日にツェッペリン伯号は日本に寄港し、日本中を熱狂させたのだそうな。2009/11/30