内容説明
ヘイヴンの新軍事長官マックイーンは、連合側の軍備が防御域の拡大によって疲弊していることを見抜き、この機に乗じて反撃するべく連合領の広範囲を網羅する大規模攻撃に打って出た。「イカロス作戦」と名づけられたこの猛攻により戦況は風雲急を告げるが、対する連合軍にも秘策があった。軽戦支援艇を最大限に活用するための母鑑「ミノタウロス」である…。決死の脱出行とシリーズ白眉の壮烈な宇宙戦が展開する第8弾。
著者等紹介
ウェーバー,デイヴィッド[ウェーバー,デイヴィッド][Weber,David]
オハイオ州クリーヴランドの出身で、現在はサウスカロライナ州のグリーンズヴィル在住。大学時代の専攻は歴史で、特に軍事史に興味があるという。1990年に、やはりミリタリイSF作家であるスティーヴ・ホワイトとの合作Insurrectionでデビュー。翌1991年に『反逆者の月』でソロ・デビューを果たす
矢口悟[ヤグチサトル]
1968年生、1994年東京外国語大学ロシヤ語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
4
数十万人(!)もの囚人たちを、監獄惑星ハデスから脱出させるまでを描く。最後の最後はうまくいきすぎ感はあるものの、それまではうまくエピソードを積み重ねて囚人たちをまとめ上げていく様子が語られていく。それにしてもタイトルは、「凱旋」というのは疑問。2013/10/17
siopop
2
相変わらず下巻には戦闘シーンがたくさん配置されていて読み応えがあります、何時もの巻よりは少しだけパワーダウン気味ではありましたけど。 C・S・フォレスターのホーンブロワーものでは個人単位での帰還の物語だったのに、こちらは惑星単位!フォレスターを踏襲しつつ物語を拡大してるって事ですね。 帰還後のどたばた劇を内心大いに期待しつつ読んでいたのに、残念。 次に持ち越しでした。2014/06/01
maruta
1
上下巻というより、囚われの…から計4冊、枝葉が多すぎてどんどん分かりにくくなってきている気がする2012/05/27
dahak172291
1
帰還ですよ!!最後わかってたけれど感動して涙ぐんでしまった。だけれどこの後大変だろうなぁ 続きいつ出るのかしら・・・出ないなんてことないよね(´・ω・`)