内容説明
その内部には「啓示空間」があり、驚異の科学技術が隠されているといわれる謎の空間シュラウドからただ一人生還したダン・シルベステは、リサーガム星で異星種族の遺跡を発掘中、その滅亡の原因を解く鍵として、中性子星ハデスを差し示す手がかりを得るが…99万年前の異星種族絶滅の謎、巨大ラム・シップ内の暗闘、中性子星に隠された秘密などを背景に、人類の存亡をかけた戦いをグランドスケールで描く迫真の宇宙SF。
著者等紹介
レナルズ,アレステア[レナルズ,アレステア][Reynolds,Alastair]
1966年イギリスの南ウェールズ生まれ。ニューカースル大学で物理と天文学を学び、スコットランドのセントアンドリューズ大学で天文学の博士号を取得した。1991年、オランダに移住し欧州宇宙技術センターに入社。その前年の1990年、「インターゾーン」第36号に掲載された短篇“Nunivak Snowflakes”で作家デビュー。以来、仕事のかたわら短篇を発表していたが、2000年に本書で長篇デビュー。たちまち話題沸騰となり、英国SF協会賞とアーサー・C.クラーク賞にノミネートされた。翌年発表した『カズムシティ』(ハヤカワ文庫近刊)で見事英国SF協会賞を受賞。その後も毎年重厚な長篇SFを発表し、現代英国SF界を代表する俊英として高く評価されている。2004年、退職してフルタイム作家となった
中原尚哉[ナカハラナオヤ]
1964年生、1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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