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ハヤカワ文庫
銀河のさすらいびと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150115272
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

凍死しかかっていたビリイ・デンジャーは、偶然異星からの訪問者に助けられた。だが地球を離れて彼らと旅する途中、未開の惑星で怪獣に襲われ、生き残ったのは美しいレア姫とビリイだけ。やがて一隻の宇宙船が降りてきた。救助されると思ったのもつかのま、中から現われた奇怪な小人族は、ビリイを光線銃で撃ち倒すとレア姫をさらって飛び去った…かくて最愛のレア姫を救うため、ビリイの果てしない探索の旅が始まる。

著者等紹介

ローマー,キース[ローマー,キース][Laumer,Keith]
1925年6月9日ニューヨーク州シラキュースの生まれ。18歳で陸軍に入隊、戦後イリノイ大学に入学、1949年に卒業した。朝鮮戦争で空軍に入隊、1960年大尉に昇進してロンドンに駐在する。このころから、余暇に書いていたSFが売れるようになり、本格的に作家業にうちこむ決心をし、フロリダに移住。1962年に長篇デビュー作『多元宇宙の帝国』を発表。以来、年3、4冊のペースで精力的に力作を発表しつづける。1993年1月23日、死去。67歳

伊藤典夫[イトウノリオ]
1942年生、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

88
一気に読める冒険SFの快作。主人公のビリーはエイリアンによって拉致された愛するレア姫を探して、広い宇宙を彷徨うことになる。典型的なボーイ・ミーツ・ガールの物語で、ビリーがレア姫のことを決して諦めずに探し続けるところに胸が熱くなる。科学的な考証には難があるが、次から次へと主人公に危機が襲いかかり、手に汗握る場面が続くのでページをめくるのをやめられない。いろいろな宇宙船を乗り継いで、星間を旅する場面が多いので星へのロマンを掻き立ててくれる小説でもある。最後はもちろんハッピーエンドで心地よい読後感だった。2017/12/06

クロサコ

2
突っ込みどころは多いんだけどこういうスペースオペラは大好きです。文章も読みやすい2013/09/29

yos

2
読みやすく、楽しいSF。お姫様を追いかけて銀河を放浪する、ビリイ・デンジャーの冒険譚。いろいろな特徴を持つ星から星へと、積み荷を運びながら渡っていく。ビリーは一途に姫を捜し求める。あり得ないような確率で僥倖に恵まれて冒険譚は展開する。追いかける話、探し求める話は面白い。ビリーは若く、経験も乏しかったが、姫を捜す探索行のうちに、必要な経験や友を得、立派な若者へと成長する。姫もまた、遠く銀河の果てから、囚われの身を解放しにやって来る白馬の騎士が、憎かろうはずがない。ハッピーエンドで終わるところが、またいい。 2006/03/27

ilhan007

1
ド直球なスペオペ。猫可愛い。2012/06/21

けるぴー

1
これぞスペースオペラ!(いい意味で) そして原題を見れば分かるとおり、旅と成長の物語。結局明かされない設定とかはあんまり気にせずに読むと吉!2011/02/04

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