内容説明
ローダン一行は隕石宇宙船を追って銀河中枢部に進出した。“マルコ・ポーロ”がコースの監視にあたる一方、隕石に残った旧ミュータント8名が調査を進めていく。8名はPEW金属と共生関係にある異生物パラマグの肉体に宿り、隕石をとりまく謎の数々を解明しようとしていた。だが、PEW金属が知性を持つにいたった驚異の存在―パラドックス=I複合体がいよいよ覚醒して、ミュータントたちを脅かしつつあったのだ。
著者等紹介
天沼春樹[アマヌマハルキ]
1953年生、1982年中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師
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感想・レビュー
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アーチャー
14
旧ミュータントたちの復活はそれなりに(それなりかい!)うれしいのだが、一人一人が順番に会話するシーンが多く、それに長いので読みにくかったな~なんて思いながらも、私は297巻目を読むのであった・・・。2014/10/11
黒猫トム
0
PEW金属を湛える大隕石は銀河中枢部を目指すのだが、岩の中を超心理パワーで駆け抜けるパラマグの秘密を探り出したタウフリーパルチザンはUSOのサヴァイヴァル・スペシャリストの助力も得つつ天翔ける謎技術“超光速”隕石船の真相に迫る! ・・・なんだけど、ドイツ人はこういう話が好きなのかしら。疲れますわー2018/08/29