内容説明
量子力学を研究するアメリカの科学者ホートンは自ら開発した粒子放射機が驚くべき効果をもつことを偶然に発見した。装置の作動とともに周囲数百メートル以内のすべての火薬が発火するのだ。しかも既知の手段ではそれを防げない。トリガーと命名したこの装置ならば銃を持ちこめない安全地帯を作りだせる。だがこれは世界の軍事力の均衡を崩す危険をはらんでいた。先端技術が招く世界秩序の危機をスリリングに描く長篇SF。
著者等紹介
冬川亘[フユカワワタル]
1948年生、東京大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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