内容説明
マイアとライアがそれぞれ乗りこんだ二隻の船が嵐に遭い、うちライアの船が消息を絶った。一人残されたマイアはさらなる孤独な旅を続けていく。鋳物工場での重労働、仲間の裏切り、そして監禁…。だが、マイアの身に襲いくる試練はそればかりではなかった。鬱々とした独房生活を送るうち、やがてマイアは、宇宙からの「訪問者」をめぐる陰謀の渦中へと巻きこまれていく!巨匠ブリンが雄渾の筆致で綴る感動のSF巨篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
3
時期はずれに産まれた姉妹が、過酷な出来事に巻き込まれる。物語よりあとがきの裏話の方が魅力的。2014/04/20
ふじい
0
スペキュラ:60%異世界ファンタジー風:10%やっぱりブリン:30%スペオペ背景:5%一発アイデア:5%臨場感(翻訳):-10%2014/11/02
sezmar
0
上下で1000ページ程度なのに一週間かかってしまった。 読みにくいわけでもなく話も面白かったのになぜ時間がかかったのか謎。 いまいち頭の中にイメージがわからないのは背景世界の説明が章毎だったりするからか? 1年が地球時間の3年あたりは些細な問題だけどある部分の技術は進んでいるけど帆船で 位置測定が手動な点などに違和感を感じたかかな? その辺ちゃんとした理由があるので納得してるはずなのだが…… 不思議な作品だった。 2009/03/02