内容説明
「異星人対策局」の三等事務官補トム・ペアレントは、ある日局長から特別命令を受けた。惑星オプリンキアからのお客様を妻のルーシーと共に接待しろというのだ。この接待いかんでは、いまだ銀河評議会に加盟できない後進惑星の地球にも、道が開けるかも…。気のいいオプリンキア人、狂暴なジャクタル帝国大使、銀河暗殺者ギルドの暗殺師など、さまざまな異星人が持ちこむ難題を見事に解決してゆくトムとルーシーの活躍。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりっくま
6
わんこが可愛いだけのSFだった2021/12/14
けいちゃっぷ
3
長編だけどエピソードで区切られるので連作短篇のように読めます。さらに主人公に難問が次々と降りかかるのでミステリ的にも読めます。それはいいんだけど、主人公がよく言えば機転を利かせて、悪く言えば口先だけで難問を解決してしまう。しかも、解決はするんだけど本当にそれで解決になるの?というのばかり。要するに、大道具小道具はSFですが、SF(というか物語)を読んでいるという楽しみ喜びが皆無なわけです。これは読んでてつらい。383ページ2009/12/07
7H
1
地球の代表に抜擢された夫婦が活躍する外交ストーリー。 以前読んだはずだがさっぱり覚え無し。 軽く読む分には十分楽しめる。突飛な宇宙人が出てきてこそのSFだと思っているのでその点はよかったが、主人公(夫の方)の変な行動が読んでて分かりづらかった。2020/01/22
渡辺
1
楽しいSFが読みたくて久しぶりに再読。御都合主義的なところを楽しみました。犬がもっと活躍してもよいと思います。2017/03/24
銀木犀
1
本格宇宙SFみたいのを期待して読むとがっくりくる。爆笑SFっていうけど、別に笑えない。ご都合主義すぎて・・・ラノベと思って軽い気持ちで読めば間違いないと思って、途中から気持ちを切り替えて読んだ。これ、SFってよりラノベだよなあ。挿絵まであるし。特に最近のラノベっていうよりは昔の(平成になる前くらい)コバルト文庫のようなノリに近いと思う。2010/12/06