内容説明
末開惑星をわたり歩く銀河の探鉱者プロスペクター、その族長のひとりデルボラヴは、破壊された僚船で新元素インケロニウムのサンプルを発見した。巨万の富を約束する新元素のシュプールを追ってデルボラヴ率いるグラチア氏族がたどりついたのは、銀河イーストサイドの惑星マヴェリック。だがそれを追うように反物質世界の知性体アッカローリーが出現した。新元素をめぐるテラナーと反物質知性体との争奪戦のゆくえは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーチャー
2
「宇宙英雄ローダン」シリーズではおなじみだったミュータント部隊の主要人物達が次々と死んでいく表題エピソードは、シリーズを読んできた私としては感慨が深いものがありました。
黒猫トム
1
ついに語られる第二次遺伝子機器の出来事 つらく哀しい巻となった。 いまだカピンのカの字も出てこない。2017/04/12
瀧本往人
1
いわゆるスペースオペラ(現在もシリーズが続いている)。そのなかでミュータントが一定以上の役割をはたしているようだ。「ようだ」というのは、本作のみならず、彼らミュータントが活躍する話がたくさん書かれており、それらを読まないと全体像はつかめないからである。http://ameblo.jp/ohjing/entry-11728660045.html2013/12/14