ハヤカワ文庫<br> アリアドニの遁走曲(フーガ)

  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ文庫
アリアドニの遁走曲(フーガ)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150110369
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

アリアドニは16歳。デンヴァー・スプリングズで母親とともに生物ロボットの軍事研究をしていたのに、対ケベックの戦局激化を理由に、中立地域の街に一人で疎開させられてしまった。疎開先で研究を続ける彼女だが、最近故郷からの手紙がとだえたのが気がかり。両親になにかあったのだろうか?意を決して疎開先を脱走、帰ってみると故郷はすっかり変貌していた…。戦時下をはつらつとして生きぬく少女科学者の青春冒険譚。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ふりや

13
コニー・ウィリスの邦訳は大体読んだと思っていましたが、共作があるとは知らなかった。運良く古書店で入手しました。アメリカとカナダを舞台に、戦争の諜報活動の陰謀に巻き込まれた科学者の少女・アリアドニの冒険と奮闘、恋を描いた物語。初期の作品ですが、後半の伏線回収のスピード感など、ウィリスらしいストーリーを味わえる一冊です。共作にあたってどのような作業の分担が行われたのかは分かりませんが、後のウィリスの作品に描かれる特徴的な作法がすでに見てとれます。少女の活躍を素直に楽しめるエンタメSFとして、面白く読めました。2022/01/07

Sakaguchi Naoya

4
コニー・ウィリスの作品は何冊か読んだことがありますが大体において登場人物たちが右往左往してひとつところに留まっていない。誰それに会いたいのに捕まらない!そのうちに色んなことに巻き込まれ…というような感じ。ずっと物語が動き続けるのでたまにしんどいと思うこともあるけど次へ次へと読みたくなります。あと出てくる男たちがなかなかイケメン(笑)2012/06/04

ホレイシア

4
SFというよりファンタジー。天才少女科学者とお友達コンピューターのやりとりが楽しい。2008/01/06

Junichi Kitazawa

2
89年の作品なのに、その後当たり前になるメールやらWEBニュースやらの描写が今の現実とほとんど差がないのに驚く 話自体は重い展開にもかかわらずさらっと終わるのだけど にしてもケベックvs西部カナダとか現実的過ぎて嫌だ2014/07/07

lotta7

2
【相互貸借】17歳の少女が活躍する、恋愛を絡めたラノベSF。“ヒドラ”なるものが何度も出てきますが、最後まで意味が不明でした。初期の作品なので、そこそこ楽しめました。2011/07/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15017
  • ご注意事項

最近チェックした商品