内容説明
暁の空にそびえ立つ宇宙船の群れ、次々と発射されるシャトルの轟音―ここ、ダビンチ基地で、新任女性少尉ニコル・シェアの夢が、いまかなえられようとしていた。航宙図作製のため冥王星基地へと向かう〈ワンダラー〉に、指揮官として乗り組み、宇宙に第一歩をしるすのだ。だが、航宙途中で、壊れてして漂流している〈ロックハウンド〉と遭遇したことから、ニコルはとんでもない陰謀に巻きこまれていく…超光速航行が実現し、太陽系せましと宇宙船が飛びかう近未来を舞台に、若きヒロインの話躍を描くSF。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
15
そうかあ、あの時代はこんなのが流行ったのか。うんうん。でもさ、非道いシチュだらけだねぇ。科学的な行動に関する描写とか、酷すぎる。軍人の女性が、戦闘時でも女言葉で命令するという訳文にだんだん腹が立ってきた頃の作品って事もあり、久しぶりに手に取ったけど、読んで楽しめたとはいえませんでしたね。設定とか展開は面白いと思うけど。2010/07/30
Take
0
のっけから展開される危機場面。 続いて次々と繰り広げられる予想外の展開。 なんとまぁ派手な物語であろう。でもいかにもスペースオペラ活劇的展開 で面白いなぁ、などと思っていたら、巻末の紹介によれば作者はX-MENの シナリオライターをしている人物であった。あのシリーズのシナリオ書い てるならばこの展開と物語も納得である。
ポッポ
0
もともとの任務はどうなっちゃうのかな? 次の船の人がやるのかな。2009/06/22