電撃文庫<br> あの日、神様に願ったことは〈1〉kiss of the orange prince

電子版価格
¥693
  • 電書あり

電撃文庫
あの日、神様に願ったことは〈1〉kiss of the orange prince

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049121995
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 宿星市にだけ咲く、世界で一番美しい奇跡の花“ミラクーティア”。
 その花には、一年に一度、白い神様に対価を捧げることでどんな願いでも叶えてもらえるという“星の幸魂”と呼ばれる言い伝えがある。
 しかし、十七歳の誕生日に風祭叶羽が出会った先輩、逢見燈華に神様が課したものは、対価ではなく一つの試練だった。
 あの日、彼女がどうしても叶えたいと神様に願ったことは。そして、試練を乗り越えた先で二人を待っていた、色鮮やかに咲き誇る奇跡とは――
 一年に一度、願いが叶う町を舞台に繰り広げられる、彼と“彼女たち”の優しくて少し痛い青春ストーリー、開幕。

内容説明

世界中でこの宿星市にだけ咲いている奇跡の花“ミラクーティア”には、一年に一度、対価を支払えば白い神様が願いを叶えてくれるという言い伝えがある。だけど、あの日、神様がわたしに課したのは、対価ではなく一つの試練だった。ねえ、叶羽くん。君は知らないでしょう。試練によって灰色に染まったこの世界で、君の声が、君と見ていた世界が、わたしの“ヒカリ”だったなんて。君は、少し意地悪な後輩で。口が悪くて、お姉さん子で。それから、わたしの涙を拭ってくれた、たった一人の男の子。いつか、わたしは君の前で綺麗に笑えるのかな。笑い、たいな。これは、紡いだ願いが奇跡によって彩られる、わたしたちのとても大切な物語。

著者等紹介

葉月文[ハズキアヤ]
第24回電撃小説大賞で“金賞”を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。