内容説明
グリーンに輝く巨大なクリスタルの破壊を命じられた戦艦《オマゾ》が消息を絶った１４時間がすぎた。自由意志を奪って人間を思いのままに操るヒュブノ・クリスタルに《オマゾ》は乗って取られてしまったにちがいない。その報告を受けたアトランと自由商人ロワ・ダントンは、ダントンの宇宙船《フランシス・ドレーク》で《オマゾ》捜査に乗りだした…。ようやく所在をつきとめたかれらは、《オマゾ》艦内に潜入して、乗員たちを救出しようと奇策をめぐらすのだが…！
目次
クリスタルの脅威
ジュリー・シティにかかる緑の月
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
18
前半「クリスタルの脅威」は、敵のヒュプノに占拠された戦艦＜オマゾ＞を追うシェール節。ローダンと別れたアトランが、謎の自由商人ロワ・ダントンの申し出によってリニア航行中の艦戦の位置を測定できる驚異の技術を搭載した巨大商船(？)＜フランシス・ドレーク＞に乗りこみます。後半「ジェリー・シティにかかる緑の月」は、クリスタルの支配下にある惑星ニュー・ルナにいた、ヒュプノに対抗できる数名の男たちと、星系を包囲するローダンらの物語。クリスタルに対抗する方法はあるのか。2020/04/29
洪七公
4
既読本1992/01/07
llll'
1
.2021/09/15
