内容説明
「不自由さ」を感じているあなたに。劇的に変わらなくてもいいんです。今のままの自分で大丈夫。読めば必ず前を向ける「生きづらさ」を感じているすべての人に読んでほしい「自由の書」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金華山金華
12
海猫沢めろん先生の話は面白く、押し付けがましくなくて好きだ 何を話してもKの自殺は止められなかっただろうが、この本を読んで生きてもいいかと思う人はいるだろう >>死んでしまえばすべてはどうでもいいことなんだから、まあちょっとは生きてみるか──明日世界が滅びるかも知れないし。2023/12/14
カッパ
10
【2254】著者で海猫沢めろんさんが自殺した友人に伝えたかったことを7つ紹介しています。どれもわかりやすい言葉でかかれています。人間関係のコツは素直になることと人を否定しないこと。とかちょっとしたなるほどに溢れています。結局はよく考えて自分なりの人生哲学をつくりたいなと思いました。2022/08/07
さおまる
1
言ってることは合ってるんだけど、肝心のうつ病の人には響かないだろうなあ〜〜〜のやつ。2021/02/20
むらさめ
1
久々に名前を見かけたから手に取ってみたら、小説ではなかったのでびっくり。筆者の友人Kが自殺した実体験をもとに、自由とは何か筆者なりの考えを語る本。どことなく森博嗣の『「やりがいのある仕事」という幻想』に近いものを感じた。内容的には特に目新しいものはなかったかな。部分部分で「うんうんそうだよね」という感じです。2020/08/16
CEJZ_
1
1P16行。表紙がアニメ調のイラストで、若者をひきつけるだろう。自殺した年の離れた友人Kのことに思いを馳せつつ、自由であることについて語っている。です、ます、ですよ、という口調で読者に語りかける。読み味は重苦しくなくライトに感じる。著名な文学作品や学術書を引用しながら、著者なりに自殺や孤独と向き合うことを話している。海猫沢めろんの作品は時々読むが、いつもこの筆名とどう向き合うかなんてことを考えてしまう。単に回想、思い出とも見れるし、薄く浅く軽く遠い気もする。ここに出てくる本を読みたくなった。2019/09/29