内容説明
ヒーチー人の超テクノロジーの恩恵を受け、人類は飛躍的な発展をとげた。唯一の問題は、暗殺者たちと呼ばれるエネルギー生物の存在だった。かれらは、テクノロジーが発達した文明をいくども破壊し、宇宙の物理法則そのものを変えようとしている。ヒーチー人も人類もかれらとの共存は不可能だ。暗殺者たちが潜む球電の近くに監視ホイールが建設され、完全警戒態勢がとられることとなった。しかし、暗殺者たちが球電から現われるとき何が起こるのか、ヒーチー人さえも知らなかったのだ…!人類とヒーチー人の新たな歴史がここに幕をひらく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マサトク
2
ロビンの物語と並行して、ヒーチー人の少年スニージイや、ヒーチー文化で育てられた少女オニコ・バキン(そう、あの馬琴の孫娘だ)の成長物語が語られるのかな……と思いきや、東京タワーからそんなデータが!?というところまで。異国趣味でしかない「日本」なのかもだけどむちゃくちゃおもろいな。早く下巻を読もう。あ、ロビンがデータ生命になってるのも(切り口としてはオールドスタイルな描写だけど)凄く面白く、SF的で良いです。2022/03/06
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
2
☆×4.0…今までのゲイトウエイシリーズの中では至極ましな1冊。ロビネットのスケベ根性は今回も出てきますがまあ許容範囲のところでしょう。夢も思いっきりぶっ壊れましたし。今回のメインはようやく日の目を見たヒーチーに関してのこと。ヒーチーの子どもと、ちょっと不思議な少女がメインとなりそうです。何やら不可思議な事態が発生していますがこの先はいかに。2012/09/11
赤井流久
0
☆☆2013/07/13