内容説明
重くたれこめる熱気、胸の悪くなるような腐臭、放射能に汚染された川、荒廃した大地…思わぬ隕石事故でマクシムが不時着したこの不毛の惑星こそ、宇宙の孤島、収容所惑星だった!住民は〈紅蓮創造者集団〉と称する謎の権力者に支配され、不気味に林立する塔がはなつ放射能によって、操り人形と化している。地球帰還の望みを絶たれたマクシムは、どん底にあえぐ人々とともに闘うべく敢然と立ちあがったのだが…?!現代ソビエトSFの第一人者が異なる文明と遭遇したひとりの男の苦闘をあますところなく描き、全世界にセンセーションを巻きおこした問題作ついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴィオラ
9
最初は、今で言うところの「チートキャラが大活躍する異世界モノ」みたいな感じなんだけど、最終的に心に残るワードが「若気の至り」というw なんかね、単純な正義感って若い人の不器用さであったり、逆に強みだとは思うんだけど、視界が狭くなっちゃわないように、とはアドバイスしたい。(何様)とても久しぶりの再読なんだけど、前読んだ時はそんな感想じゃなかった気がするから、心情的に年寄りに寄って来たのかな?( ;´Д`) いや、でも、そのやり方じゃダメだろ!遍歴者!そりゃぶち壊されて当然!…とは思いますけどね(^◇^;)2019/06/27
Scorpio_type_B
1
まさにソビエト的な小説2010/02/14
okaka
0
単純なヒーロー物かと思いきや意外な結末。2010/04/13
レンズマン
0
679