感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
13
初期の神話とSFの融合を試みていたゼラズニイが、肩の力を抜いて楽しんで書いたSF。伯父から「仕送り」をもらい続けるため、あの手この手で大学を留年しているフレッドが、ふとしたことからスター=ストーンなる宝物をめぐる騒動にまきこまれる顛末が語られる。しゃべる犬やカンガルー(どちらも異星人)が出てくるユーモラスな作品で、テレパシーが重要なコミュニケーション・ツールとして用いられる。ラストで解き明かされる背景は、昔なつかしいSFを思わせ、ゼラズニイが少年の頃夢中になった小説のオマージュの意味もあるのかも知れない。2018/06/19
ジョニー刑事
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こういう主人公の存在がZ風味なんだろう。スカした訳がいい感じ。2012/09/01
merein
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読んだのが発売日で記憶がw 面白かった本。