感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
7
81年の初版（360円)を読んだ。カバーを描いた岩崎氏も、元がシマック風味では明確な構図がなくて困っただろう。裏表紙の概要も物語の背景でしかなく、他に書きようが無くてキャッチぽくなるのは仕方ない処か。本書、宇宙を漂っていた主人公ブレイク（ヒトなのか？）が救助されたあとの話なのだが、シマックの真骨頂発動で、他のキャラや出来事との摺合せが各駅停車のように続く。三位一体のレプリカントと言う未だかつてない主人公設定（もうヒトじゃ無いのか）と彼が背負う宿命とは・・。ブラウニーが楽しげ。犬も追加で（微笑）★★★★☆☆2015/05/19
crf2
1
素朴で正直なシマックさんの作品は好きです2024/12/04
マサトク
1
古式ゆかしい感じ。ファン向き。2013/04/11
llll'
0
2010/05/04
Empirestar
0
生物工学の力により、調査した星系の生物多様性に自らが適応するというアイディアを「人狼原理」と呼び、本書ではその原理によって翻弄されるある一人の青年の冒険譚に仕上がっている。 結果的には何が人間を人間たらしめているのか、というのを考えさせられるＳＦという意味では、今でもじっくり読める一冊であるといえる。2007/10/10
