ハヤカワ文庫<br> 異世界の帝王

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ハヤカワ文庫
異世界の帝王

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p
  • 商品コード 9784150103446
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニミッツクラス

11
79年の360円の初版。パイパーの数少ない翻訳物の一冊。もうカバーがね…村山氏による大公の一人娘ライラの雄姿…口絵と挿画13点が入っている。もうタイトルもね…これはほぼ原題だから仕方がない。時間を上下にでは無く左右に、つまり並行世界へ移る極秘テクのある地球。1964年の主人公モリスン巡査部長は、事故で中世レベルの並行世界(核戦争後?)へと転移。かの地での主人公による知識と度胸の奮闘譚(未来への介入!)がみっちり書き込まれている。そこへ並行時間警察の事態収拾作戦が加わると言う新機軸で面白い構成。★★★★☆☆2019/07/09

春風

0
表紙詐欺すぎる。群雄割拠の並行世界アメリカに迷い込んだ20世紀の警官が知識とカリスマ性で英雄としてのし上がる異世界戦記。2015/01/25

アル

0
かなり以前に古本屋で購入。 カバーや口絵はまるでヒロイックファンタジーのようだが、実態は『アーサー王宮のヤンキー』のような知識持ち込み・世界改変もの。 科学技術や社会制度が我々の16世紀程度で停滞している世界へ、20世紀半ばのアメリカ人が迷い込む物語。 彼が迷い込むきっかけとなった、平行世界を行き来して資源を確保している世界の住人達の視点が、調度よい解説役になっている。 黒色火薬の製法を秘技として独占している宗教組織、というアイデアはなかなか面白かった。 2013/11/07

Empirestar

0
基本的には、アメリカ人のヒーロー願望を具現化したERBの<火星のプリンセス>シリーズの並行世界版」なのだが、そこにポール・アンダースンのエッセンスを加えているため、社会構造やSF的な設定が巧みに組み込まれており、面白く読めた。2009/09/10

レンズマン

0
344

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