ハヤカワ文庫<br> 火星人ゴーホーム

ハヤカワ文庫
火星人ゴーホーム

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150102135
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

59
小林信彦曰く、ギャグのみで構成された、究極のギャグ小説。

新田新一

40
小説が書けなくなって苦しんでいるルークの元に急に火星人が現れて、「やあ、マック」となれなれしい口調で語りかけます。やがて火星人は地球上のあらゆるところに現れるようになり、大騒ぎに。傍若無人な火星人のために、社会や経済はおかしくなり、軍事的な危機も発生。火星人は透視力を持っており、極秘情報も喋り散らしてしまうのです。ひさしぶりに再読したら、いやあ、面白いこと。何度も噴き出しながら読みました。スマートな結末がまた印象的で、哲学的な問いが、痛快なエンターテインメントの中に無理なく溶け込んでいる所に痺れました。2024/11/26

Fondsaule

33
★★★★☆ 1955年のSF。 火星人がやって来る。 地球の状況があまり変わっておらず、現在でもそのままの感じ。 まったく古くなっていない。2022/01/09

波璃子

23
火星人が突然地球にやって来るのだけどこの火星人がろくなことをせずまったく愛せない。地球人はすっかり翻弄されて地球は滅茶苦茶になってしまう。ここまでの話でも、そしてここからの話の進み方でも発想力の凄さを思い知らされた。2016/04/01

鐵太郎

20
だれが火星人を招いたのか。売れないSF作家ルーク・デヴァルウだったのか。1964年3月26日に現れて8月19日に去っていった火星人とはいったい何者だったのか。緑色で、頭髪がなく、身長2フィート3インチから3フィートの、人類の3人に一人の割合で現れた小人。姿は見えるしその声は聞こえるが、さわることができない。クイムする、と称して瞬間移動できる。その性質は...劣悪。人を困らせるためにいるとしか思えない。こんなやつらが、いったいなぜ現れたのか。──さすがフレドリック・ブラウン、ギャグを書かせたら、超一流です。2019/04/24

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