感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
14
表紙絵がなんだこりゃ、なんですよね。スタジオぬえの宮武一貴さんが悪ノリ気味に表紙絵・口絵・挿絵を描いています。口絵のミニヘリコプターが突っ込みどころ満載なのですが、楽しんで描いているからいいか。(笑) お話は、異星人の侵略者を撃退する人類の話なのですが、徹底的にスカして笑いを取っています。ローマー節だねぇ。人類のためを思って手助けをするために現れた「モニター」たちとはどんな存在だったのか。なぜ人類はそれに反発したのか。設定に無茶はあるけど、楽しければなんでもよし。(笑)2018/09/09
m0-0
2
このお話の侵略者“モニター”には何の裏も真の目的もなく、地球人に対して本当に、終始、とにかく優しい。それを受け入れずに抗う人々に振り回される様のなんと健気なことか!だんだんと「抵抗勢力頑張れ!」じゃなく「モニター頑張れ!」になっている自分に気付くことも、この本の楽しみ方かなと感じた2015/08/07
KANEO
2
侵略SFもののパロディ的なユーモアSF小説。 次から次へと迷惑な災難に見舞われる主人公が不憫で笑えてきます。 マジメな親切心で地球人を管理してあげようとする優しい侵略者“モニター”がなんとも愛すべき存在です。 身勝手な地球人に手を焼く彼らに思わず感情移入してしまいます。2012/03/08
1977年から
0
1984年