ハヤカワ文庫<br> 放浪惑星骸骨の洞窟

ハヤカワ文庫
放浪惑星骸骨の洞窟

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  • サイズ 文庫判
  • 商品コード 9784150100865

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

14
あとがきで翻訳した野田昌宏さんが表紙絵、口絵、挿絵を見て、喜びのあまり転げ回っています。このシリーズのイラストを描いたのは、なんと藤子不二雄さん。子供向けの漫画家と思われていた当時、この方はSF方面や科学の知識も豊富で、こんなみごとなイラストを描いてくれたんですよ。この藤子不二雄さんとは、当時「ドラえもん」を書き始めた藤子・F・不二雄さんの方。藤子不二雄Ⓐさんとの絵柄の違いがだんだんはっきりしてきた頃らしい。一本一本の線もゆるがせにしないペン画は、マンガ的なタッチも残っていますが、たしかにお見事。2011/08/07

白義

11
ゾル人たちのモチベーションは面白いことを求めて宇宙を旅することのみ。なので倫理的葛藤なんてもんはほとんどない。未開惑星保護条約とか異文化への介入がどうとか異なる星の生態系がどうこう……なんてややこしい話はこの愉快な機械人たちの脳みそにはない。ただ、困ってる人々を見過ごせず、ムカつくやつがいたら戦争してぶち殺しまくり、なんなら星を破壊することまで躊躇わない連中である。この倫理もへったくれもないあっけらかんとしたユーモアのおかげでゾル人たちは、愛着が湧くのに死んでも全く悲しくならないという絶妙なキャラとなった2018/04/19

flatscan

3
機械人の2冊目。色んな星や異星人が出て来るのは嬉しい。センスオブワンダーを感じずにはいられない。が、例のごとく、自分が味方する側以外は全て敵で、敵は攻撃対象で、虐殺も殲滅もなんのその。って姿勢は閉口する。まあ、書かれた時代が時代だから…。時間旅行する仕組みなんかも良かったし、色々ピンチに見舞われる(ほぼお約束な)展開も楽しい。惑星1つぶっ壊してしれっとしているのはどうかとも思うが。えらい兵器持ってんだな…。3つのエピソードが収録されてるが、実質的に連続したお話。今回も、藤子不二雄の絵が素晴らしい。2022/07/23

栗山 陸

1
龕灯人間・ジェイムスン!(テレッテレーテー2010/11/28

レンズマン

0
86

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