ハヤカワ文庫<br> デューン砂の惑星 〈1〉 (改訂版)

ハヤカワ文庫
デューン砂の惑星 〈1〉 (改訂版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p
  • 商品コード 9784150100766
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

36
乾ききった死の世界だが老人病の特効薬メランジの宝庫でもある砂の惑星アラキスを舞台とした長編。作品の世界観を作り上げるためのたくさんの造語と、主人公たちが置かれている状況、アラキスの環境などを理解し慣れるまで、かなり戸惑い時間が掛かる。1巻ではほとんど話が進まないが、公爵家を取り巻く暗い影や、たくさんの伏線らしきものの展開が、次巻以降大いに気になるところ。2015/10/03

姉勤

32
好きな映画の一つの原作。封建的王侯が数々の惑星を支配する世界。不思議な効能がある、砂漠の惑星アラキス特産のスパイスの利権をめぐる陰謀と伝説。映画の予備知識やイメージ(それも分かりやすいとも言えない)がないと、語彙の注釈(これも同様)を読んでもチンンプンカンプン。主人公である公子ポウルの伯爵家がアキラスの委任統治を受け、先住民フレーメンと接触し…謎と陰謀と世界をぶちまけた序盤で1巻は終わる。2015/11/05

Tadashi_N

19
惑星スケールのお家騒動物語が始まった。2022/02/10

波璃子

19
造語に必死についていっていたら読み終えてしまった、といった感じで、1巻の時点ではめちゃくちゃ面白い!というわけではない。砂漠の惑星という世界観はとても好き。これから何かが起こることを予感させる終わり方だったので今後の展開に期待して次も読む。2016/10/18

ナハチガル

16
Kindle原書読了。石ノ森章太郎挿画版があるとは知りませんでした。石ノ森なりの世界観が表現されていて面白い。映画は両方観たけど、読んでいる間頭の中は子どものころに刷り込まれたリンチ版がずっと再生されている感じだった。思えばCaladanってAtreides家の人やその家臣しか出てこないけど、普通の一般の人たちってどういう生活をしているんだろう。貴種流離譚、救世主ものだけど、母親と一緒に行動するというのはエンタメでは珍しいかもしれない。シールドがあるので白兵戦になる、というアイデアはこれが初出だろうか。2022/03/21

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