感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
広中錫
3
+7 狼男……なりたかったなぁ……。引きこもってこんなん読んでた。人間嫌いにもなるっちゅうねん。中二やったなぁ。2017/05/15
泰月
2
何度読んでも傑作! それ以外何も言えない。2019/09/16
やいとや
2
犬神明が、疑念を晴らすべく青鹿晶子のアパートを訪れるシーンの一つ一つの調度品を見、そして壁に掛けられたピンクのカーディガン、それに顔を埋め「よし、行け!」と羽黒獰の元へ青鹿救出に駆け出すシーンの美しさ、切実さは今でも胸が苦しくなる程鮮烈だ。ヒーローがヒロインを救出に行くシーンで、これを超えるものは恐らく死ぬまで出会えないだろう。決して「上手い」書き手ではない平井和正だが、この作品は例外的な程巧手なのは、矢張りこの作品自体が持つ力なのだろうな、と思う。未だに、夜空に月を見ると月齢を計算してしまう(笑)。2017/10/04
三平
2
久しぶりの再読。所々の用語表現に古臭い部分もあるが、文句なしに面白い。しかし紙媒体での再販は難しいんだろうな。2015/03/11
けいちゃっぷ
2
昔読んだ時は、圧倒的な暴力に震え、登場人物の孤高さに涙した。