感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーチャー
14
舞台となった星"カリマ国"における男女の比率で女性の方が多く、しかも美女が多いということに惹かれながら読んでしまった私です(笑)2017/02/08
スターライト
5
定期便の操縦士レナードは、老物理学者ウェザビー博士の孫娘アリスから博士の元へ即刻来てほしいとの連絡を受ける。友人ジムも呼ばれた彼は、博士から衝撃の提案を受ける。アリスの妹ドロレスが何者かの思考波を受け取り救助を求めているというのだ。開発されたばかりのロケットで勇躍、宇宙の果てを目指すがー。後半は、謎の思考波の主は男性中心の家父長制社会を統治する老いた王の王子と王女で、彼らの都市を襲う謎の怪物たちとレナードらは戦っていく。科学小説と冒険小説のハイブリッドみたいな作品で、古めかしさは否めない。2025/01/16
abk1
5
ちょっとあまりにも時代がかって物語に入れなかった、、、。2017/05/15
ニミッツクラス
4
初カミングスで70年の190円の初版を読んだ。カバーはフレージア思考光線発射機(作中の描写と大分違うが)を構える主人公レナード。横たわる巨乳娘は・・髪の色と状況から推しても誰だか判らない。原題の直訳は“星々の彼方”だけど、言葉のアヤと承知で“果てを超えて”と付けさせるような想像の斜め上を行く設定には驚かされた。構成は明確で、ウェザビー博士の航宙船が宇宙の造形の在り方について証明するまでと、別世界でのスペオペ的展開の活劇とが書かれている。因みに本作が世に出た時には、冥王星はまだ発見されていない。★★★★☆☆2013/10/09
sezmar
2
前半から中盤にかけての旅の部分と後半の戦争部分の落差が激しい。時間を征服した男と同じパターン?2010/09/02