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出版社内容情報
多額の借金を抱えながら、まっとうに生きたいと願うマリオが引き受けた最後の仕事。それはカルテルの現金輸送車を襲うものだった。だがその仕事を受けた瞬間から、彼が幼い頃に聞いていた幻聴――悪魔が罪の道へと誘い込むあの声がまたしても聞こえはじめ……
【目次】
内容説明
難病に苦しむ幼い娘の医療費を賄うため、殺しに手を染めるマリオ。だが、彼の努力もむなしく、娘は死んでしまい、妻は家を出ていってしまう。現実を受け入れられずドラッグに溺れ、幻覚に悩む彼に、フアンカという男からとある話が持ちかけられる。それは麻薬カルテルから大量の現金を強奪するという自殺行為にも等しい仕事だった。そして、麻薬カルテルに潜入したマリオが目にしたのは、この世のものとは思えないほどの凄惨な光景だった。これは現実なのか、それとも…読者を混沌の渦に巻き込む悪魔的ノワール。ブラム・ストーカー賞、シャーリイ・ジャクスン賞受賞の悪魔的ノワール!
著者等紹介
渡辺義久[ワタナベヨシヒサ]
1973年生、パデュー大学卒、翻訳家
イグレシアス,ガビーノ[イグレシアス,ガビーノ] [Iglesias,Gabino]
プエルトリコ生まれ、テキサス州オースティン在住の作家。2012年にGutmouthで作家デビュー。2022年に『魔の道』(本書)を刊行、ブラム・ストーカー賞、シャーリイ・ジャクスン賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
土筆
9
プエルトリコにルーツをもちアメリカ在住の作者と主人公。幼い娘を難病で亡くし自暴自棄になり一発逆転の大金目当てに麻薬カルテルのトラック強奪の話に乗る。平山夢明の『ダイナー』のように過激でグロテスク、マフィアと仇討ち、悪魔や黒魔術的な南米の信仰が土台にあり、他には無い感じが面白かった。作者はこれをバリオ・ノワールという。異なる文化や言語の国境近辺を舞台に、犯罪、宗教、迷信、超常現象を組み合わせたもの。「メキシコでは死神にはたくさんの呼び名がある」こういう南米ルーツもっと読みたい。平山夢明好きにオススメ。2026/06/02




