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出版社内容情報
中国系アメリカ人のウィルは、美術史を専攻する大学生。ある日、中国人の資産家から驚愕の依頼を受けた。かつて英仏軍に盗まれた5つの美術品を奪還するというものだ。ウィルは、ハッカー、泥棒、詐欺師、ドライバー役の仲間とともに、世界中の美術館に向かう
【目次】
1 ~ 1件/全1件
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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
53
中国系アメリカ人の若者たちが清朝最盛期に造られ東洋のヴェルサイユと称された円明園に設置されていて第二次アヘン戦争時に略奪された十二支像を奪還するというサスペンス。5人は、移民であること、厳しい生活、家庭環境などさまざまな鬱屈を抱えている。その説明がとにかく長くて、なかなか実行とならない。しかも、ようやく忍びこんだと思ったら、事件そのものの記述はかなり短い。ただ、初回の窃盗成功後、2度目、3度目と予想外の展開になっていて飽きさせない工夫が感じられる。恋愛要素は、意表をついたつもりがかえってありきたりな感じ。2026/03/02
クレイン
14
移民のアイデンティティに関する物語だった。どちらかというと盗みの話は表面的に話を進めるためであり、アイデンティティの問題に対する話が多め。あと家族に対するテーマもあるかも。恋愛要素は軽め。セリフが独特なキャラが多い。ウィルとアイリーンに対してはよくわからないという状態に個人的になった。ミステリーではなさそう…あとこの書籍購入費用が3,630円だったが結構高く感じる。2026/01/21
KUMYAM@ミステリーとSF推し
4
高校から大学生の年頃に自分は何者か、何者になりたいのか、と悩むのは全世界全世代に共通することではあるわね。本人は苦労ばかりで報われないと思ってても、周りから見れば贅沢な悩みだったり、もあるある。そして金さえあればなんでも、どうとでもできる、を見せつけてくる奴らに対するこっちのモヤモヤは晴れないまま。2026/06/05
ヨッシー
3
新刊11冊目 評価★★★☆☆2026/04/21
Abercrombie
3
邦題から痛快な冒険小説を期待するとがっかりするぞ(それは自分だ!)。実際は、民族のアイデンティティだの、家族愛だの、父親との確執だのから、恵まれた環境を投げ捨てかねない計画にのめり込んでいく中国系アメリカ人の若者たちの青春群像だ。自分たちは中国人でもアメリカ人でもない根無し草だと、思い悩む彼らの葛藤はそれなりに読み応えはあるがこの結末はねぇ。綺麗事過ぎるというか都合良すぎるというか…。2025/12/06




