HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS<br> 念入りに殺された男

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HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS
念入りに殺された男

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150019563
  • NDC分類 953
  • Cコード C0297

出版社内容情報

フランスの田舎町でゲストハウスを営んでいるアレックス。あるとき、宿泊客としてやってきたゴンクール賞作家のシャルル・ベリエに襲われ、彼を殺してしまう。彼女は夫にも事情を隠してパリへ行き、殺人の隠ぺい工作を始める……スピード感あふれるサスペンス

内容説明

フランス・ナントの村で暮らすアレックスは、小説家の夢破れた内気な女性。家族と営む民宿に、ゴンクール賞作家のシャルル・ベリエがやってくる。気さくな彼と一家は打ち解けるが、ある夜アレックスはベリエに襲われ、抵抗した勢いで殺してしまう。家族との幸せな生活を守るため、殺人を隠しとおさなくては…。彼女はパリに出て、ベリエのアシスタントに成りすまして出版業界に潜り込み、罪を被せられそうな人物を探す。彼に「正しく」死んでもらうために画策するアレックスの運命は?一気読み必至のノワール。

著者等紹介

マルポ,エルザ[マルポ,エルザ] [Marpeau,Elsa]
1975年フランス・アンスニ生まれ、ナント育ち。パリ高等師範学校卒業後、文学教授資格を取得。2003年Recherche au sangでデビューし、同作でカルフール・サヴォワール新人賞を受賞

加藤かおり[カトウカオリ]
国際基督教大学教養学部社会科学科卒業、フランス語翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネコベス

41
小さな村で民宿を営むアレックスの下に有名作家べリエが来訪。べリエは人懐っこく振舞うが二人きりになると突然アレックスを襲う。必死で抵抗したアレックスはべリエを殺してしまう。夫や子供に迷惑をかけたくないアレックスは死体を隠しパリへ向かう。殺人を犯した主人公が被害者の周囲に殺人の動機がありそうな人物を見つけて罪をなすりつけようと企む突飛なミステリ。発想はユニークだがそもそもパリまで行って痕跡を残したりせず証拠隠滅してじっとしていればリスクはずっと少ないだろう。パリでのアレックスの活動も切迫感に欠け釈然としない。2020/07/22

ほちょこ

39
うーん。小説は、特にミステリは「ありえない」が面白いのだけど、これはちょっと無理矢理すぎる。すべての人物、すべてのシチュエーションが主人公に都合良すぎる。最後に「ですよね〜。」としっぺ返しを期待するも、それじゃあまりにもベタでしょう、と勘ぐってみたりもしたのだけど。図書館本で何より。2020/09/06

星落秋風五丈原

37
被害者も加害者もわかっていて、作品は加害者寄り。いかにして死んだアレックスを生きてように見せるため、加害者があたふたするコメディ。作家との浮気を疑う夫とは疎遠になってしまうし夫婦生活は間違いなく危機に陥る。しかし、長編を書く才能も短編もぱっとしなかったアレックスが、実生活でその場その場の嘘を積み重ねていくのは抜群に上手く、その才能?を発揮してゆく様が確かに面白い。随分長い間姿を見せないのに作家仲間・舅・妻、愛人にすぐに不審がられて警察に通報されないのはペリエによほど信用がないのか。2022/01/17

しゃお

37
自身が営むペンションを訪れた著名な作家に襲われ殺してしまうアレックス。家族との生活を守る為、作家は生きていると偽装し改めて死んだ事にしようと、作家の生活の中に入り込み作家を殺す容疑者を捜すという企ては何とも斬新。元々持っていた自身の二面性を活かし作家の生活と彼が描く物語の中に入り込む中、思いがけない事態に直面してももう一つの人格が冷静に対処しようとする姿は危うさはあるものの、本来のアレックスよりも生き生きとしているかのよう。結末についてや回収されなかった伏線はどうなのかといった疑問も。続編で果たして?!2020/09/22

ふう

17
設定が面白く、ボリュームもテンポもちょうどよくてあっさり一気読み。主人公がどんどんイキイキしてきたのはよかったけど、もし私が家族の一員だったら結構心配かもw 続編あるようだけどこれに続くお話ってどうなるんだろうなあ。 2020/09/15

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