Hayakawa pocket mystery books<br> アルファベット・ハウス

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

Hayakawa pocket mystery books
アルファベット・ハウス

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年08月22日 04時51分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 576p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150019006
  • NDC分類 949.73
  • Cコード C0297

出版社内容情報

第二次大戦中、戦地で相棒と生き別れになった英国軍パイロットは、友の行方を探してドイツを再訪する。だがナチ残党の魔手が!

内容説明

英国軍パイロットのブライアンとジェイムズはドイツ上空で撃墜された。かろうじて脱出し傷病を負ったSS将校になりすますが、搬送先は精神病患者に人体実験を施す通称「アルファベット・ハウス」だった。そこに軍の財宝を着服した悪徳将校4人組が紛れ込み、虐待が横行する。ブライアンだけが命がけの脱走に成功するが、やむなく残したジェイムズのことが気がかりだった。28年後、ジェイムズを探しに訪独したブライアンは、町の名士として偽名で暮らす悪徳将校らを発見するが…。人気作家が描く友情と愛憎の物語。

著者等紹介

エーズラ・オールスン,ユッシ[エーズラオールスン,ユッシ] [Adler‐Olsen,Jussi]
1950年、コペンハーゲン生まれ。デンマークを代表するミステリ作家。北欧、ヨーロッパで絶大な人気を誇る。シリーズ『特捜部Q』で、北欧最高峰の「ガラスの鍵」賞を受賞した

鈴木恵[スズキメグミ]
早稲田大学第一文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

110
最後に解説を読んで驚いた。これが書かれたのは、特捜部Qの第一作より10年も前、ミュンヘンオリンピックや、「横田さんのグアムからの帰国」がはるか遠く…と言うのでもない頃だ。戦争では、敵は殺してもかまわない。特にその敵が人道的に許せない相手であるならば。なら、終戦後はどうだろう。一度戦争が終われぼ、再びその相手と対峙したとしても、正当防衛という手段でしか殺人は許されない。逆に言えば、戦争はそれらを正当化するのだ。ミステリというより、様々なことについて考えさせられる良作。2015/12/13

紅はこべ

88
悲しい友情の結末。敵を許すより、友を許す方が難しいのかも知れない。戦後ドイツを訪れたブライアンがドイツの繁栄ぶりに複雑な心境になる場面を読んで、英米人にとって、日独の戦後の発展と繁栄は必ずしも喜ばしいものではないのかも知れないと感じた。2016/01/27

ゆかーん

60
重い…。ページ数的にも精神的にもズーンときてしまいました。戦時中のサスペンスですが、本質の部分は「友情」の脆さを描いています。潜伏先の精神病院で、ドイツ兵の偽患者からの嫌がらせを受けていた、イギリス兵のブライアンとジェイムズ。監視の目が厳しい中、脱出出来たのはブライアンだけでした。それから28年…。長い年月の中でブライアンはジェイムズを探し続け、ようやく再開するのですが、そこで待ち受けていた現実にショックを受けました。洗脳という精神的暴力は、どんなに意志の強い人でも簡単に犯してしまえるということです…。2017/11/29

ペグ

58
第2次世界大戦中でのドイツ、イギリス情報部員が逃げ込んだのは通称アルファベット ハウスと呼ばれる精神病棟だった。偽患者となった二人に襲いかかる恐怖!その30年後に、一人残してきた友を捜す第2部。30年間、偽患者として生きたジェームズの意志に涙。ちょっとご都合主義なところもありましたが、友情をテーマに繰り広げられるエンターティメントとして面白かったです。2017/04/08

のぶ

57
とても長い話だったが、そんな事を感じさせず重厚な物語をじっくり味わった。舞台は大戦時のドイツの精神病棟「アルファベット・ハウス」(ここでの話は「カッコーの巣の上で」の内容と多くが重なった)と1972年のミュンヘン。二つの時代を繋ぐキーワードは”友情”。この作品でこの言葉は多くの意味が含まれる。第2部に入りいろんな話が動き出すが、根底には「アルファベット・ハウス」での出来事がある。それぞれの話はネタバレになり書けないが、緻密なプロットを基に書かれた非常に骨太な小説だった。2016/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9890544
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品