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内容説明
パリの地下に迷宮のようにひろがる地下空間カタコンベ。その片隅で、二体の死体が発見された。一人は五十五歳くらいの黒人男性、もう一人は四十歳くらいの白人女性、死亡時期には六週間以上の間隔がある。そしてどちらの死体も首と両手がなかった…事件を担当する女性警部アメリーは、まずは被害者の身元を突き止めることに着手する。ほどなく女性の身元は判明したが事件につながる手がかりは皆無。はたしてふたつの死体の背後には何があるのか?アメリーと、敏腕ジャーナリストのダヴィドは協力して真相に迫る!パリ警視庁賞に輝く秀作。
著者等紹介
ランベール,P.J.[ランベール,P.J.][Lambert,P.J.]
『カタコンベの復讐者』で2008年度パリ警視庁賞受賞。同作でデビュー。国際金融コンサルタントであること以外その経歴などは明らかにされていない
野口雄司[ノグチユウジ]
1956年大阪大学文学部仏文科卒。フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
55
パリの地下に網の目のように広がる地下通路が死体発見現場というちょっと変わった設定。パリ司法警察局凶悪犯罪捜査班のアメリー・ブルサンを主とした警察関係者が動くパートと、アメリーの上司であるシメオニ警視正の友人でジャーナリストのダヴィド・メイエルのパートからなる。アメリーが女性でダヴィドのパートの一人称が「わたし」と、パートが変わってもしばらくどちらの視点なのかが解りづらい、シメオニ警視正とダヴィドの関係に共感しかねる、犯人の設定もそれほど目新しいものでもない、とあまり好みではなかった。2022/06/14
じじちょん
3
訳文が分かりにくく、話の流れがつかみどころがありませんでした。ミステリーというよりもドラマですかね。いきなり重要人物が出てきたり、いきなり犯人が分かったり、どうもしっくりいかない話でした。2014/03/23
Riko
1
図書館で借りた。最初の方に「カタコンベじゃないですよ」って出てくるのにこのタイトル…原題もそうなんだなw2013/09/09
こまい
1
カタコンベ、あまり活かされてなくないか……。なぜ登場人物の一人だけ一人称なのかと、無駄にドキドキしました。ヒロインの上司が出来た人ばかりで裏山鹿ったです。2013/03/30
たまき
1
作者は国際金融コンサルタント。しかしパリ警視庁賞受賞作品・・・。その割に平凡かも。その上理屈っぽ区、手回りくどくて。2012/12/11
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