Hayakawa pocket mystery books<br> 灯台

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Hayakawa pocket mystery books
灯台

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  • サイズ 新書判/ページ数 410p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150018009
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

コーンウォール沖に浮かぶカム島。かつてある一族が私有していたそこは、現在は高級保養所としてVIPの滞在客のみを迎えていた。その島で変死事件が発生する。滞在中だった世界的作家が、無残な首吊り死体で発見されたのだ。島には、被害者の娘も含めた少数の滞在客と従業員しかいない。事件の社会的影響に配慮して遠くロンドンからダルグリッシュのチームが島へ派遣されてきた。容疑者は限定されていたが、捜査は難航の兆しを見せる。事件の背後に、過去の忌まわしい歴史が潜んでいるのか…さらには、ダルグリッシュの身に思わぬ変事が。

著者等紹介

ジェイムズ,P.D.[ジェイムズ,P.D.][James,P.D.]
現代ミステリの大御所であり、クリスティーやセイヤーズの後継者として「ミステリの新女王」と呼ばれる。1920年生まれ

青木久惠[アオキヒサエ]
1966年早稲田大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

60
VIPのみを迎える高級保養所として運営されている孤島で滞在中の世界的に有名な作家が首吊り死体で発見され、この地で極秘の国際会議をカム島で開催したい首相の意向をくんだダルグリッシュが島に派遣される。支配的な作家の言動と彼の圧力に苛立ちを感じている者たちについての細々とした描写が多く、なかなか話が進まない。だが、ここまで冗長でなくてもいいのではないかと思う。また、この島でダルグリッシュに異変が起こる。今ならコロナに感染したというようなことなのだろうが、ちょっとやりすぎな気もする。2022/04/09

キムチ27

50
英国ミステリと言えば、クリスティ辺りしか読んでいなく、筆者お初。85歳で執筆だけでも一読の価値あるギネスモノ。舞台コーンウォールはヒットしたBBCドラマでおなじみ・・風景が目に浮かぶ。孤絶の島、電話線遮断と言わぬまでも容疑者は顔見知りばかり。ロンドンから派遣されたダルグリッシュらが疑惑を丹念に解明開始。アガサと異なり殺人手法、要因の知的ゲームではなく人物、状況の恐ろしいまでに解明して行く心理描写の細かい事。ラストの解決までにも何度かグッタリ。日本の小説に慣れ切った頭にはいい修行の筆者、食いついて行きたい。2021/11/22

星落秋風五丈原

41
ダルグリッシュを尊敬する部下ケイト・ミスキンはまさかのベッドシーンから始まる。この恋の行方は最終作『秘密』で明らかになるが、安らぎを得て幸せそうだ。しかし一方でダルグリッシュへの思いは残っており、今回まさかのダルグリッシュ罹患でピンチヒッターを任されるが、その時も動揺している様子をばっちりベントン・デニスに見られ気持ちを見抜かれている。とはいえ、今回はケイト大活躍の回である。コロナ禍に比べれば隔離環境も随分と緩いものだが、未知の病に怯え「死ぬかもしれない」と恐れる登場人物の思いは共感できる。2021/10/31

紅はこべ

25
タイトルは作中でも言及されているヴァージニア・ウルフの小説から取られているのだろう。嵐の孤島もの。島民やダルグリッシュチームの面々といった登場人物の過去や性格、島の自然、建築物に内装や外装など、この作家らしい丹念な書き込みはされているが、ストーリーや謎は意外とあっさりとしていて単純。ケイトもようやくダルグリッシュへの片恋から卒業か。2009/11/18

ケイジ

16
個性的なキャラクター、閉ざされた島、感染症、限定された容疑者、ミステリーの面白要素が詰まっていて楽しめました。長く濃厚な書き込みは読み応えありです。2020/02/23

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